はんどろやノート

ラクガキでもしますか。

ナメクジ君を死なせない

2009年10月24日 | つめしょうぎ
 これならいいだろう。 (1六飛の余詰めを防いだだけですが。)



 〔 蜘蛛は蜘蛛暦三千八百年の五月に没くなり銀色のなめくじがその次の年、狸が又その次の年死にました。 〕 
                    宮沢賢治『蜘蛛となめくじと狸』より 


 この銀色のなめくじは、最期は蛙に食べられて死ぬことになる。
 この話は、宮沢賢治の童話の処女作(同時に『双子の星』も書いた)である。 「食べる」ということにものすごくこだわった賢治の人生であった。


 このごろ、僕の留守のときに、ねずみが出てきて人参とかかじっていくみたいなんですよね…。