One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

レイモンド・マーティン対策!?

2016-05-20 11:27:05 | 技術革新

車いす陸上のリオパラリンピック代表選手、佐藤友祈さん(26歳)は、昨年のドーハで行われたIPC陸上競技世界選手権大会において、400メートルで金メダル、そして1500メートルでは銅メダルを獲得し、新星現ると注目された競技歴4年の無名の選手だったのです。

佐藤選手は、圧倒的な強さを誇るアメリカのレイモンド・マーティン選手を攻略するためのトレーニングをコーチの松永仁志氏と一緒に取り組んでおられ、佐藤選手の持ち前の持久力を生かした無駄のない走法で、中盤でのコース取りを考えておられるようです。

しかし、佐藤選手の体重が78キロと太り過ぎなのが気になる所で、体重を減らし体を絞り込まないとレイモンド・マーティン選手は42キロと軽い為にスタートでも先を越され、この差は徐々に離され最後はブッチギリでゴールインされるのは目に見えています。

それとマーティン対策として、重要なのはやはり車いすの構造だと思われ、自転車のように歯車が逆回転しない一方向だけに力が加わり、慣性で回り続けるロスの無い走りを実現する歯車やベヤリングの改良が必要だと考えます。マーティン選手のように、腕や身体が細くて上半身も筋肉質でもない選手が勝つには、それなりの理由がある筈です。

日本の有名な競技用車いすメーカーさんと言えば、OXエンジニアリングさんや八千代工業さんだと思われ、軽量で強いカーボンや空気抵抗などフォルムだけでなく、歯車の改良が勝利に結びつくような気がします。(イメージとしたら、オートジャイロのように、少しのエネルギーでロスの無い回転がさらに増すそんな感じです。)

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