11月23日にスタジオジブリのアニメ映画、あの「火垂るの墓」で有名な高畑勲監督が50年も温めて来た「かぐや姫の物語」が公開されます。
私達が知っている”かぐや姫”は、竹の中から生まれた女の子が優しいお爺さんとお婆さんに育てられ、絶世の美女になった女性が貴族たちの婚姻を断り、最後は帝までふり、月へ帰って行くと言うただそれだけの昔話なのにと思っていた。
いままでそんなに奥深く考えなかった「かぐや姫」を高畑監督が50年も思い込んで来たシナリオとは一体どんなアニメ映画に仕上がったのか興味深々です。
日本の伝統的な文化である、季節感を愛でる心や抒情詩など日本人が長年培った感性と動きのある絵巻の描写法を高畑監督は、次世代へ受け継ぐ作品として残したかったのではと私は強く感じました。