義足の人も車いすの人も健常者と共にランニングを楽しめる場として、
東京都江東区に「新豊洲ブリリアランニングスタジアム」が昨年の
12月10日にオープンした。
そこでは、ランナーとエンジニアが一緒になって義足の開発に取り組んでおられ
これまで障害者アスリートと技術者が互いに会話できる場所もなく、また接点も
ないと言うことでスタジアムの隣にガラス張りの研究所が設置され、義足の改良を
試すサイクルも可能なことから、トラックで撮影した映像をラボ(研究所)で見ながら
コミニュケーションも取れ、さらにアスリートとエンジニアとの交流が増えて行くのでは
と考えられています。
パラリンピックは、障害者に対する世の中の考え方を変える大きな通過点になると
同時に人間の身体に近いテクノロジーを生み出す大きな切っ掛けにもなり得るのです。
そして、その義足の開発で培った技術は足腰が弱った高齢者や障害者が意識せずに
歩けるようにもなるテクノロジーのイノベーションでもある。
将来は、義足ランナーが健常者を追い抜く日がそう遠くないかもしれませんよ。
豊洲 障害問わず楽しむ施設オープン (2016/12/10日経)
(私のブログ記事、2016/5/20「レイモンド・マーティン対策!?」も参考までに。)