参議院議員の青山繫晴さんが総裁選に出るにあたり、自民党内では麻生派が推す(高市)vs菅派が推す(加藤)との対立が激化し熾烈な戦いが展開され、相も変わらず旧態依然の派閥争いに血道を上げているようです。
欧米の動向は、確実に反グローバリズム(右傾化)へと流れが変わって来ており、日本はそれとは明らかに逆行していることから、総選挙も近いことだし我々に何が出来るのかを自分自身に問わなければなりません。
国内の保守系コメンテーターたちが、SNSや YOUTUBE での情報が氾濫し過ぎて、何を判断基準にすれば良いのかさえ、分からなくなって来ているのが昨今の現状ではないでしょうか。
私が青山繫晴さんを知ったのは、関西テレビのアンカーと言う番組でした。プロデューサーと打ち合わせ無しのぶっつけ本番の構成で、放送側もヒヤヒヤもんの内容でした。元共同通信の記者だった青山さんは、自分で独立研究所を立ち上げられ、日本の危機管理に精通されていたのです。幅広い交流のネットワークから鋭い切り口で意見を述べておられ、アンカーの視聴率もダントツでした。
それから虎ノ門ニュースに月曜日のレギュラーとして出演されるようになり、今日に至ると言うワケです。あの日本保守党の百田尚樹さんや有本香さんも、この虎ノ門ニュース番組のレギュラー出演者だったのです。その割には百田さんも有本さんも、青山さんの事を一言も番組の中でコメントすることは無かったのと、現在の「あさ8」の中でもゲストに呼んだり、話題にすることが一切ないのが不思議で、個性が強い百田さん、有本さんだけに何か複雑な蟠(わだかま)りがありそうですね。
しかし、日本保守党にとって、青山繁晴さんの一貫した方針(自民党の派閥に入らない・団体支援はお断り・後援会を持たない・企業献金は貰わない。)は学ぶところが多いことから参考にすべきです。