One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

素朴な疑問?

2015-03-10 08:05:34 | トレーニング

福岡や大分の車いす陸上レーサーの選手たちが何であんなに強いんだろうと、そして一体どんな練習を行っているのか素朴な疑問が湧いて来た。

今回は福岡のある一人の車いすレーサーにスポットを当てみると、いろんな事が見えて来たのです。

毎日どんなトレーニングをされているのかなぁと思ったら、多い日で一日60キロ~70キロ走られるそうです。また、持久力を鍛えつつ、パワーを付ける為にウェイトトレーニングを行い、体幹トレーニングも取り入れて疲れても体のブレが少なく踏ん張りが効くようになったとか。

チームを組んで練習されているかと思ったら、基本的に一人で練習されており、常に自分を奮い立たせて日々のトレーニングを励んでおられるようで、次の大会までのモチベーションを維持するのが大変で、練習場所も自分で見つけられ努力されています。京都であれ、他府県であれ、どこの選手も同じってことを痛感しました。

オリンピック選手とは違ってお金を払って専属のトレーナーやコーチをお願いして、良い練習環境でトレーニングができるはずがなく、障害者スポーツは資金やスポンサーなどのバックアップが少ないのが現状みたいです。

だから自分ですべて管理しなくてはならないので、食事の面でも魚、肉、野菜をしっかり摂り、バランスの良い食事を心掛けておられ、筋肉が付いて体つきが変ったのに、体重は変わらず常にキープされ、メンタル面では、大きな目標をしっかり持って、それを達成するためにどうしたらいいか掘り下げていくと、小さな目標が出て来て、すると今日のトレーニング、明日のトレーニングは何をしたらいいのか明確になるそうです。

何分で走るという目の前の小さな目標や現実的な目標を達成し、それを積み重ねていくことで自信に繋がり、集中力を保つことが可能になると。ある選手は、合宿先やホテルにもローラーを持ち込み、走りの調整をする徹底ぶりに驚くばかりで、まさに走りのプロフェッショナルだね。

強い選手に共通することは、悔しい思いを何度も味わい、人一倍、負けず嫌いだと言うことが分かった。

そう簡単に強くはなれないってことです。

 

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