One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

外へ出たがらない人がなぜ?

2015-02-26 07:13:21 | トピックス

今、Googleの無料アプリのIngress(イングレス)と言うスマホゲームが注目されており、あまり家から出たがらない人達までが街へ繰り出し、気が付けばなんと10Kも歩いてしまうという、この陣取りゲームが何故そこまで多くの人を夢中にさせるのかを探ってみました。

このゲームを簡単に説明すると、スマホの地図情報を元に外へ出掛け陣取りをするゲームで、緑チームと青チームとに分かれ、自分の近くのポータル(陣取りのポイントとなる場所=神社、お寺、地蔵さん・・・。)を見つけ出し、HACKボタンを押してポイントを攻略しアイテムを貯めて行き、3か所のポータルを結び(リンク)陣地(コントロールフィールド)を広げ、その陣地の広さを競うゲームです。

街の史跡や銅像など、回れば回るほどアイテムが増え、同じ色のチームのプレーヤーとのコミュニケーションや陣地がたくさん手に入るという達成感が味わえるという。まぁ、ネットゲームとオリエンテーリングをミックスしたような外へ出て遊ぶ(未知との遭遇や冒険心をくすぐる)ゲームに多くの人がハマっているようです。

このアプリ、地方自治体も地域活性化のため多いに活用されており、横須賀市ではゲームプレーヤーの無人島の連絡船の運賃を半額にしたり、横須賀名物、海軍カレーのお店ではコロッケカレーのトッピングをサービスするなど、冬場は少ない無人島も訪れる人が増えているとか。

このイングレスゲームが持っている外へ出たがらない人たちを夢中にさせる積極的な行動力を運動やトレーニングに生かすヒントみたいなものがあるような気がした。未知との遭遇や冒険心をくすぐるオリエンテーリングのワクワク感とポイントをたくさん手に入れる達成感をエクササイズにも取り入れられないかと、私がこのアプリに興味を惹いた大きな要因かもしれません。

ただ何となく歩くだけでは10Kも歩けないだろうし、健康やリハビリの為とは言え、お決まりのトレーニングでは面白くも何ともありませんからね。そこに何か(遊び心・ワクワク感)が欲しいのです。あとで気が付けば、いろんな身体の部分を動かし無理のない範囲で運動していたという風に・・・。