One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

障害者スポーツセンターとしての原点。

2015-01-24 08:36:37 | 障害者スポーツ

障害を持たれた方が人の目を気にすることなく、自由にいつでも行ける障害者専用のスポーツ施設が欲しいとの長年の願いを京都市がしっかりと受け止め、昭和63年に京都市障害者スポーツセンターが開設し、スポーツを通じて障害のある方の健康づくりや社会参加と障害の有無を問わず幅広い方々との交流を深める拠点施設としての役割を果たしておられるのです。

また、「温かさを体感できるセンターを」との強い思いから、他の施設にはない工夫が至るところに見受けられる。
それは、エレベーターには車いすの方がバックで出る際に前方の上にあるミラーが後ろを確認しながら出られることや階段も足が不自由な方でも微妙な高さにしてあり、登りやすさとリハビリにも使えるのです。

2階の周回路には姿見の大きな鏡があり、自分の歩く姿勢などもチェックでき、周回路は、ゆるやかなスロープや手すりが施してあり、半身麻痺の方の歩行トレーニングに役立っています。

室内の温水プールでも重度障害者用の円形小プールがあり、お子さんでも浅くて溺れる心配もなく、重度体育室では、親子の更衣室などが設置されていたり、館内の床・柱・手すりへの木材の使用、きめ細かいトイレの配置などにその温かさが伺える。

ハードだけでなく、ソフトの面でもいろんな新しい内容の教室やレッスンにトライされており、今後とも障害者スポーツ施設の拠点としてご活躍されることを願っております。

先日の体育館を効率よく利用される件について、一般の方が利用されるにあたり、バスケットボール・バレーボールなどの練習後に必ず車いすバスケットやシッティングバレーを最後に実体験していただくカタチで、障害者スポーツへの理解と幅広い交流を進める為にも考慮されてみては如何でしょうか。

一般の施設と障害者スポーツセンターとの役割を認識していただく上でも、とても重要なことと思われ4月から実施されることをおススメします。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする