インクルーシブアイ(inclusive eye)とは、全体を包括し、全体を見るということです。
あの人だけを見るとか、この人は要らないではなく、全部を包括して相手をきちっと見る。そして一人一人にあったものを作ってアドバイスしていくことが重要になって来る発想かもしれません。
例えば、あるお店でおススメの商品があり、行列が出来るほど人気の商品なのに、高齢者には量が多くて食べ残しがあり、もったいない話でした。
そこで、その店の店主がちょっと量が少なめのミニを提案して来れたのです。そうすると、高齢者の方もペロリと完食し、そこのおススメの商品を味わうことが出来たという訳です。
いろんな障害をお持ちの方も、いろんなトレーニング方法や自分の障害に適したトレーニングツールがあってもいいじゃないでしょうか。
自分の障害に合った器具やアイデアで、改善される切っ掛けになる場合もあり、高価な道具でなくても良いのです。そこらへんの物を使って自分で工夫したり、インストラクターさんにアドバイスを受けたりして、多いに役立てれば良いのです。
シニアの方も60歳過ぎたら、もう運動はダメだぁではなく、幾つになってもワクワク感やドキドキ感は必要ですよ。
無理をするのではなく、自分なりの楽しみ方を見つけ努力されることです。