One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

焦りは禁物!!

2011-10-28 13:48:18 | インポート

私のフェルデンクライスの「ゆるトレ」も思考錯誤の日が続いていますが、動きの悪い部分を早く改善したいと言う思いが強いため、どうしても焦ってしまい、トレーニングにも段階があるのに、一遍にやり過ぎることです。

その結果、テニスの練習中に転んだりして、いらないケガを誘発したり、26日にはテニスへ行く途中で転び右肩を痛めるなど、昨日は痛めた個所を治すために弟に教えてもらい、きょうは右肩が以前のように動くようになり、テニスに行こうと思ったのですが、ここは自粛して「ゆるトレ」の改善点を見直すことにした。

反省点は、フェルデンクライスのレッスンPart1からPart4まで全部を行うのではなく、Part1だけに集中して、一つ一つの動作を背骨との連動を意識してゆっくりと行うことにしました。

焦ると碌なことにならないことを肝に銘じて、TV番組のように現実はそうは簡単に結果は出ないものと認識させられた。

コツ、コツやって少し伸びて、コツ、コツやって少し伸びて、ここで停滞する時期があり、諦めずにやっていると、また、少し伸びると言うように、急カーブで良くなることはあり得ないと思った方が良いとの弟の貴重なアドバイスでした。 サンキュー!!

先日のNHKで放送された大反響の「リハビリ革命、脳がよみがえる」でも、患者の立場からすれば藁にもすがる気持ちで、早く少しでも動けるようになれるなら、川平法を受けたいと思われるのは至極当然のことですが、川平教授があの技術を身に付けるのに10年はかかっており、研修生が5日ぐらいですぐに覚えられる技術ではないと言うことと、脳卒中の誰もが川平法で治ると言うことではないことも理解しなければなりません。

だからと言って、治療を諦めて、ただ手をこまねいているより、何しろ失敗を恐れずに、家族や介護者の手助けも受けて、何でもトライをする気力を持続させることの方が大切、NHKのリハビリ革命の放送も一つの良い例として捉え、自分がトライする気力の励みにされては如何でしょう。

川平教授だってまだまだ未開拓の治療法を追い求めておられる筈です。

私たちも一人一人障害も違うように、焦らず、一歩、一歩、ゆっくりと試すしかないみたいですね。