One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

内村航平選手の強さの秘密

2011-10-16 11:15:24 | インポート

世界体操東京2011で、個人総合で金メダル、そして、種目別の床でも金メダルと内村航平選手の強さを考えて見ると、結果も点数も気にせず、綺麗な体操を皆さんに楽しんで貰えるようにやろうと常に思っているところです。

彼も一人のエンターティナーであり、美しいスタイルの体操を追求し、観客を喜ばせたり、驚かせたりの演技を常にイメージして努力している点だと思われます。

両足のつま先が常に揃ったきめ細やかな演技や着地を如何に決めるかが個人総合でもエレガンス賞を受けるなど彼の拘る綺麗な体操に象徴されている。

普通は、やはり点数や結果を考え、何が何でも勝たなければとか、良い点数を出さなければと考えがちです。

彼はそのプレッシャーが逆に身体を硬直化させたり、演技を縮こませたり、自分の力が発揮出来ないことを知っていて、負の思考を解放する方法として、点数や結果は二の次で、まず観客に楽しんでいただく為には、どういう演技をすれば喜んでもらえるかを自分で脚色、演出、主演をこなしていると言う訳です。

だから、彼の体操は、どんな場面でも難度の高い技に挑戦し続けることが出来るのではないでしょうか。

彼にとって点数はどうでもよくて、美しい技を極め、それを多くの観客に見て頂くことに喜びを感じる選手だからこそ、内村選手の強さのなのかもしれませんね。