独立行政法人や公益法人の事業仕分けをインターネットで見ていると、この天下り構造を根本的に変えない限り日本の借金は増え続け、ある日この国はギリシャのように破綻することは目に見えており、鳩山首相の強いリーダーシップが無いことや優柔不断な言動、民主党内の意見がバラバラだったり、マニフェストどおりにならないと目くじらを立ててマスコミや政治評論家達は騒ぎ、官僚たちの抵抗は一切取り上げようとはしないし、一体この国のマスメディアは、どの方向へ導こうとしているのか大変疑問に思う事ばかりです。
ギリシャ危機も永年に渡り、自国の破綻を隠し続けて来て、財政危機を招きユーロー圏に大きな負担となり、自民党も永年に渡りいろんな問題（官僚の天下り）を先送りして来たツケが現在の借金を増大させ、民主党の政権交代によって特別会計などもあまりお金が無いことが分かり、当初のマニフェストを修正せざるを得ない事態になっているのです。
これからは民主党、自民党、みんなの党などの党ではなく、官僚政治と真正面から戦って来れる政治家たちを真剣に選ばなければ、この国は本当に破綻してしまうのです。その危機感を持って、マスメディアや評論家たちに惑わされることなく、自分自身で良く考え、自分自身で判断される力を養って、他人任せでなく貴方自身がアクションを起こし、一票を投じることです。
それと日本の国民気質として、八ツ場ダムは反対だが、自分の所にはダム（仕事）を作って欲しいや普天間基地の移設は賛成だが、自分の地域には基地は反対などのニムビィシンドローム”Not In My Back Yard”（自分に不利益なことはしてくれるな）、自己中心的な考え方や行動から脱却しない限り、この国は良くならないことを肝に銘じなければなりません。
ちょっと、今回は小難しい内容でしたが自問自答する意味でも、大変な分岐点に差し掛かっていると思い私のつぶやきを載せてみました。