大変遅くなりました
(…と言うより、GWをはさんでいたのですっかり忘れてました)
4月29日(土)のCSテレ朝チャンネル・ドラバラ鈴井の巣は、
「雅楽戦隊ホワイトストーンズ~雅やかな愛の戦士たち~」
の第4夜でございました
今回はまるまるメイキング集でございます
☆「悲劇のNG!瓦割り」の巻
前回の放送でなぜかカットされてしまった、安田さんの瓦割り。
記者会見での公約から1ヶ月半、道場にも通って日々練習を重ね、
実際にロケも行なわれました。
しかし、このシーンは諸般の事情によりオールカットに
本来なら、2人の戦闘員を倒した後に、瓦割りのシーンが入るはず
でした。
ではなぜカットされてしまったのか??
ここで、幻の瓦割りシーンをノーカットで公開です
何故かあの戦闘シーンに瓦があるという設定(笑)で、2人の敵を
倒した後、本郷(安田さん)が瓦に気づき、おもむろに近寄ります。
そして体勢を整え、いよいよ頭で割りに行きます!
見事最初に9枚割れました
続いて5枚3枚2枚・・・。
何とか最後の1枚を割り、完割しかし涙目です…
カットの声と同時に倒れる安田さんしかし安田さんの
頑張りに全員が感動しましたみんな惜しみない拍手
を送ります。
しかし、落ち着いて考えると…。
カットの理由①時間のかかり過ぎ。
予定15秒のところ、何と44秒もかかりました
②しかもえらい間延びっぷり。
これではテンポの速いテーマソングにのせづらい。
③更に1枚割れていなかったことが発覚
最初に9枚割れたときに、一緒に割れてない1枚が
落ちてしまったようです。
と言うことで、残念ながらオールカットに
しかも「ケリつけて下さい。」という全員の言葉で、残った1枚を
改めて割る安田さん…
お疲れ様でした
☆「燃える男!鈴井貴之」の巻
今回の企画・脚本を担当したのは鈴井さん。言わば、ホワイト
ストーンズの生みの親になります。
鈴井さんの記念すべき撮影初日は、下水処理場でのシーン。
ファーストカットの撮影直前…明らかに鈴井さんの心は燃えていました
3人で物置の陰から飛び出すも、戦闘員がいたため慌てて戻る
シーン。
本番、いきなり鈴井さんは体を張って飛び出した拍子に木に
ぶつかります
しかし、撮影カメラで見ると…戦闘員の陰に隠れちゃいました
しかもカットそのものもNGに…
ファーストカット台無しの鈴井さん。かなり痛かったのに~
でも鈴井さんはめげません
その後このシーンは2回撮り直しとなりますが、鈴井さんは頑なに
ぶつかり続けます
しかも芝居がどんどん大きくなり、安田さんを跳ね飛ばす始末です(笑)。
ここまで頑張っても、結局映りませんでした…
それでも燃える男・鈴井さんはめげません
結局この日は柱や棒を見つけるたびに、ことごとくぶつかり
続けたのでありました。
☆「デカすぎる芝居、万歳!」の巻
ホワイトストーンズの最大の魅力…それはデカイ芝居。
中でも他を寄せ付けない独走状態でノリノリになった鈴井さん
の演技は、圧倒的なパワーに満ち溢れています。
あまりの大熱演に、仲間の安田さんも監督に「おかしいって…
言っていいと思いますよ、監督…」と言う始末。
しかし、杉山監督から「これを『フツー』と考えれば…」との言葉が。
企画・脚本=生みの親、つまり絶対的基準なんですね。
こうしてホワイトストーンズの「バカデカ演技」が構築されていった
のでありました。
☆「大門キャラ、迷走!?」の巻
演技のデカさでは鈴井さんにも引けを取らない、大門役の大泉さん。
しかし、このキャラが出来上がるまでには紆余曲折が。
大門キャラ案〔その1〕。
渡部篤郎風に読むも、何言ってるかよく分からない…
大門キャラ案〔その2〕。
田村正和風に…おっ、似てます(笑)でも違う。
大門キャラ案〔その3〕。
土井善晴(?)風に。これも似てますが…NG。
大門キャラ案〔その4〕
誰?ただのやらしいおっさん風(笑)になってます
しかもこのキャラで脚本読み合わせに同席していたひばり役・松村
咲子さんに「好きって言ってごらん」と言ってしまい、ノネナール大噴出
で(30歳間近の)チームナックスの人気を落としてしまいます
☆「爆笑!これがマジックのタネ」の巻
本編にて華麗なマジックを披露した大門さん。
今回このマジックを教えてくれたのが、当時80歳のアマチュア
マジシャンの金森先生。
先生のポリシーは「絶対にタネをばらさないこと」。しかし今回は
大泉さんのために特別にタネを教えてもらうことに。
ところが、ふたを開けてみたらあまりにもショボいタネに
爆笑の連続、マジックの習得どころではなくなって
しまいました
実はこのタネは…コインを指にはめたサックに隠していたのです
バレそうな気がするのですが、見せる角度で見る人は全く気づかない
のです。実際、大泉さんも気づいていませんでした。
大泉さん、ただただ爆笑です。
☆「鮮烈!ブサイク登場」の巻
ブサイクキャラとして鮮烈に登場したオフィスキューの当時紅一点
だった小橋亜樹さん。
女性出演陣の中で一番短いミニスカートをはいて張り切ってます
本番でもブサイクキャラならではの体当たり演技が光ってます
喫茶ヒーローでのシーンで、ひばりの代わりになろうかと言う
もみじ(小橋さん)に、本郷役の安田さん、もみじに思いっきり
飲みかけたコーヒーを噴き出します。
至近距離で浴びながらも演技をきちんと続けた小橋さん。そして
「いま最高に輝いてると思う」…ブサイクの鑑です
☆「100kgの転倒!ずっこけ戦闘員」の巻
悪の秘密結社の戦闘員たちの中で、1人だけ特徴的な体型の
戦闘員が。
その人は…当時のオフィスキューの新人、怪人レンガレンガを演じた
藤尾さんとコンビ「オクラホマ」を組んでいる河野真也さん。
彼の役どころは「とにかくコケること」。
役者根性を発揮して珠玉のコケを連発し、スタッフの拍手喝さい
を浴びた河野さんだったのでした。
☆「幻のお蔵入り映像!大門の殺陣」の巻
本格的なヒーローアクションを目指して練習を重ねてきた役者陣。
そこには常に大泉さんの姿もありました…が、本編の中では
いまだ大門の殺陣は登場していません。
当初、本郷と大門が初めて顔をあわせるシーンで大門の殺陣が
予定されていて、実際そのシーンの撮影も行われていました。
ところが、設定上のズレ等諸問題が生じてまるまるカット・再撮影
となってしまったのです。
このままではせっかく練習に参加した大泉さんも報われない…
ということで、その幻の大門さんの殺陣シーンを大公開
実はこのシーンが撮影初日だったという大泉さん。
殺陣はなかなかキマってますが…ヘンな雄叫びをあげてます
この訳のわからない雄叫びキャラも再撮影の一因になった
そうです…
☆「昭和30~40年代生まれ、感涙!」の巻
このホワイトストーンズのナレーションを聞いて「おっ!」と
思った方は、年齢が若干バレます。
この声の主は懐かしい「初期仮面ライダーシリーズ」のナレーター
だった、中江真司さんご本人。現在「トリビアの泉」のナレーション
もされている方です。
低予算番組(笑)ながらも、根っからのライダーっ子だった
鈴井さんとスタッフがわがままを言ってゴリ押ししお呼びした
そうです。
中江さんのナレーションを聞き大喜びの役者陣。
ここで大泉さんの素朴な感想が。
「スタッフは制作費を考えてなさそう…」
バカスタッフは制作費を全く考えていない・・・?
心配のあまり、大泉さんたちは中江さんのマネージャーさんに
ギャラをまけてもらうようにお願いします。
Aコースは安いけど舌っ足らず。
Bコースも安いけど声が裏返っちゃう(笑)。
結局大まけにまけてもらい、普通のDXコースでお願いした
のでした。