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■公立病院は不要か? 公立病院の併合、縮小を進める「維新の会」!
(公立病院を廃止、併合、縮小、民間売却を進める!!)
橋下市長が大阪市立住吉病院(住之江区)の廃止条例案を議会に提出したことがわかりました。
3/27日のしんぶん赤旗のスクープ記事からです。
公立病院はコストがかかるとしてコスト削減を理由にしたものです。
しかしこうした公立病院の廃止や併合、縮小される事に市民や住民、患者等は一層不安や不満が高まっています。
■「公共」を「悪」とみなし総攻撃する「維新の会」!
(基底にあるのはレーガン=共和党大統領の「小さな政府」!)
「日本維新の会」の基底にある考えは常にアメリカのレーガン主義です。レーガン大統領は共和党出身で、アメリカ内部でさえ「タカ派」と呼ばれ好戦家として知られました。アメリカの「剥き出しの資本主義」=「新自由主義」の元祖と呼ばれます。
アメリカの多国籍企業とITマネー(金融資本)のためだけのビジネス環境づくりに励んだ大統領です。
福祉予算を削減し、逆に軍事予算を大幅に増額し、アメリカの財政赤字を危機的な状況に作り上げた張本人です。
レーガノミクス
レーガン大統領は又「小さな政府」を謳い、公共を財界のために開放(規制緩和)し、さらに累進課税を緩和し、アメリカの富を大富裕者の上位数%に移譲しました。
「日本維新の会」の政策はレーガン主義のまさにモノマネです。財界と大富裕者のために、国民の「社会的共通資本」を壊し、大富裕者のためにバーゲンセールする政策ばかりです。
■国民の争点をスリ変える「日本維新の会」!
(原発の先送り、消費税増税、TPPの強行を問題にせず賛同!)
「日本維新の会」は国民の争点を次々とスリ変えます。現在国民にとって最も大事なことは、(1)原発(核発電)、震災復興 (2)消費税の値上げ
(3)TPPなどの問題です。いづれも国民の過半数が反対しているのに、政府が強行しています。
「維新の会」はこうした国民の大問題は取り上げず、今度は参議院選の争点に「憲法改正」を上げています。
橋下氏、憲法改正を参議院選挙の大争点に!
現在、自公政権は危険な原発(核発電)の先送り、消費税の増税、TPPの強行を進めています。いづれも国民の過半数が反対しているのに、米日財界の要求にのみ答えるものです。
「日本維新の会」はこうした国民の大問題には全く取り上げません。それどころか問題をスリカエ、「海外どこでも武力行使できる自衛隊」(アメリカのための軍隊)を作るための「憲法改正」を叫んでいます。