改正入管法成立,来日外国人から指紋採取・顔写真撮影 YOMIURI ONLINE
指紋については,プライバシーと見る立場,自己決定権の問題と見る立場等,考え方が分かれる。
ところで,最高裁は,外国人登録法の指紋押捺拒否事件で,指紋押捺は外国人の居住・身分関係を明確にするための最も確実な手段であるとして,指紋押捺の強制を合憲としたが,この指紋押捺,内外の批判を受け,結局,平成11年に廃止された。
本改正については,目的(テロの未然防止)の合理性,手段の相当性,問題ないのかどうか・・・。
法務省HP 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案
日本国憲法の関連条文
第十三条 すべて国民は,個人として尊重される。生命,自由及び幸福追求に対する国民の権利については,公共の福祉に反しない限り,立法その他の国政の上で,最大の尊重を必要とする。
第十四条 すべて国民は,法の下に平等であつて,人種,信条,性別,社会的身分又は門地により,政治的,経済的又は社会的関係において,差別されない。
2 華族その他の貴族の制度は,これを認めない。
3 栄誉,勲章その他の栄典の授与は,いかなる特権も伴はない。栄典の授与は,現にこれを有し,又は将来これを受ける者の一代に限り,その効力を有する。
指紋については,プライバシーと見る立場,自己決定権の問題と見る立場等,考え方が分かれる。
ところで,最高裁は,外国人登録法の指紋押捺拒否事件で,指紋押捺は外国人の居住・身分関係を明確にするための最も確実な手段であるとして,指紋押捺の強制を合憲としたが,この指紋押捺,内外の批判を受け,結局,平成11年に廃止された。
本改正については,目的(テロの未然防止)の合理性,手段の相当性,問題ないのかどうか・・・。
法務省HP 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案
日本国憲法の関連条文
第十三条 すべて国民は,個人として尊重される。生命,自由及び幸福追求に対する国民の権利については,公共の福祉に反しない限り,立法その他の国政の上で,最大の尊重を必要とする。
第十四条 すべて国民は,法の下に平等であつて,人種,信条,性別,社会的身分又は門地により,政治的,経済的又は社会的関係において,差別されない。
2 華族その他の貴族の制度は,これを認めない。
3 栄誉,勲章その他の栄典の授与は,いかなる特権も伴はない。栄典の授与は,現にこれを有し,又は将来これを受ける者の一代に限り,その効力を有する。