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ガダラ

2016年01月31日 10時02分07秒 | Weblog
聖書を読んだ


お客さんが持ってきた

正直言って趣味ではない

学生時代、苦しんで苦しんで漸く単位を取った必修のキリスト教である

趣味でない以上にキリスト教には恐怖感がある


だが、そんな個人的な事情による恐怖感を

大阪弁が少し和らげてくれた






だが、全編大阪弁の文章てのはなかなか読みにくいものである

方言というものは文字よりやはり音であろう

そういう意味ではこの企画、

テレビやラジオ番組だったらよりもっと楽しめたのかもしれない



『マタイによる福音書』を関西弁訳したこの聖書であるが

読み進めるうちに

悪霊に憑かれた豚の話が出てきた

ドストエフスキーの『悪霊』の前書きにもその話が出てくる


極端な思想を持った無神論者を

悪霊に憑かれた豚に見立てたようである


多くの方がご存知の通り、

聖書にあるその豚の群れは崖から海に落ちて溺死し

『悪霊』に出てくる秘密結社は内部分裂し崩壊する


そして悪霊は滅びる


聖書にあるその豚の群れが落ちる崖は『ガダラ』という土地にある

そういったことからこのエピソードは『ガダラの豚』とも云われる


あぁ!そうか







20代の真ん中あたりに読んだ本だ

呪術、超能力などのオカルトあり冒険ありの娯楽大作で

文庫3冊ながら一気に読んだ覚えがある

ひょんなことから思いだした

物語の後半は収拾が付かずわけわからん終わり方をした記憶があるが

なるほどそうか、憑かれた豚がたくさん登場した気がする

とにかく面白い本だった

また読むかな、20数年ぶりだ







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