ブログはなやさい

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悪い例

2011年06月26日 17時19分15秒 | Weblog
自己暗示というのは結構有効らしい

良いイメージを頭に描き、

それを信じて行動すれば

それなりに良い結果が得られる

スポーツやビジネスの世界でもよく言われることだ

でも、それが行き過ぎると

周りが迷惑することになる


ほんとに思いがけなく時間ができた

ポッカリ3時間。

3時間後には家族を車で迎えに行かなくてはいかない

休日を家で一人で過ごすということがないため、

何をしようか思案した

車乗るから酒は飲めない

読みたい本はあるものの

今じゃない気がする


そうだ、映画を観よう。


映画館に行く時間はないが

DVDなら観れる

観たい映画もある

ということで、ワクワクいそいそとTSUTAYAに行ったものの

観たい映画は貸し出し中

落胆し、別の作品を物色したが

気持ちが盛り上がらない

と、突然こいつが見つかった



観たかったというより、観損なってた映画だ

『レイジングブル』の後に撮ったスコセッシの作品で

主演はデ・ニーロ

このコンビがノリにノってたときの映画だ


かわいそうなくらいイカれたコメディアン志望の男が

妄想のままに行動し、そして得るものは何なのだろう


皮肉たっぷりのこの映画には

自己暗示・思いこみの悪い例が描かれてたが

と同時にやっぱり有効性も描かれてた


デ・ニーロの独壇場。

映画自体は『タクシードライバー』とほぼ同じ作り方だ

久しぶりにいい映画観た


ん?

家の電話が鳴ってる

子供の友達かなんかだろう

もしもし?

返ってきたのは

次男坊の非難めいた言葉だった

迎えに行くの、

忘れてた


お後がよろしいようで