中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

メンデルスゾーンのシンクロ

2011年08月23日 | 音楽&美術
 朝日新聞ブログ「世界史レッスン≪映画篇≫」第68回の今日は、「短銃入り祈祷書」⇒ http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2011/08/post-41dd.html#more 
 ディズニー映画「三銃士」について書きました。

 デュマの「モンテクリスト伯」は子ども時代、「少年少女文学全集」で「岩窟王」のタイトルで読み、まさに血湧き肉踊るとはこのことだと面白かった。長じてはきちんと原作を読みましたが、やっぱり面白くて2度3度と読み返したほど。脱出シーンが最高!

 さてしかし、これだけ面白いのになぜか映画化作品には恵まれず、どれも大して出来がよろしくないのがすごく残念でなりません。決定版が待たれます。

 同じく「三銃士」の映画も今ひとつのばかり。どうしてなのかなあ。。。不思議でならない。ディズニー版も、はじけていません。でも本文中に書いたように、短銃入り聖書が出てきたので、エッと思った次第。ちょうど「ヴェネツィア展」に関連したムックに、ヴェネツィアを舞台にした映画のエッセーを書いたり、出展される「短銃入り祈祷書」に感心したばかりだったので、一種のシンクロかな、と。

 シンクロといえば、強烈に思い出すのはメンデルスゾーン。
 文庫の「芸術家たちの秘めた恋」はかつて「メンデルスゾーンとアンデルセン」のタイトルで児童出版社から出したのですが、これを書いていたころのこと。

 音楽好きの友人と喫茶店への道すがら、「いま何を書いているの?」「メンデルスゾーンなの」「面白そうね」とお喋りし、喫茶店に入った瞬間、思わず顔を見合わせてしまいました。だって流れていたのがメンデルスゾーンの「イタリア」!!いやあ、驚いた。

 
☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
オッターヴァの清水清さんがHPで紹介してくれています
⇒ http://blog.ottava.jp/ottava_moderato/2011/07/post-7f75.html

芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫 な 53-1)



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     ユーチューブ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=3e4N7-9aR0I
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印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書 350)

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 中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
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文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら

http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃

 
☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 7刷中。

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
14刷中。NHKBSに出演番組がユーチュブで見られます♪⇒ http://www.youtube.com/watch?v=SX6wndSD6fA

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」3刷中。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
危険な世界史


「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

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3 コメント

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Unknown (うさこママ)
2011-08-25 21:11:56
「モンテ・クリスト伯」!、満員電車も苦にせず、寝る間も惜しんで、文庫7巻を一気読みした痛快無比の物語、あれだけ熱中した本はありません。あまりの面白さに私も再読しましたが、読み終わるのが惜しく、いつかシャトーディフに行こう!と思っていました。読みたい本は常に山積みですが、視力が衰え、根気も失せて、読書量も速度も減って、悲しくなります。この最高級の娯楽小説をまた楽しみたいのですが、今はどれだけ時間がかかることか。エドモン・ダンテスのカッコよさ、複雑にからんだ登場人物や脇筋の面白さは、映画では難しいのでしょうね。
Unknown (うさこママさん(kyoko))
2011-08-28 19:42:01
 うさこママさんもモンテ・ファンなんですね!!もうだいぶ前になりますが、雑誌で「わたしのこの一冊」みたいな特集のときにもこれを選びました。大衆小説のありとあらゆる要素が入っていて、実に痛快ですよね~ 
 キアヌ・リーブスで映画化してほしい(これを言うと友人たちから大顰蹙でしたが。。。)
ゴッホのシンクロ? (サラ)
2011-08-30 23:22:41
中野先生の印象派が面白くて何度も何度も読んで印象派が好きになりました
そんな折、娘がプラネタリウムでゴッホの絵から星座を勉強してきてゴッホに嵌まっています東京でワシントンギャラリーをしていたので見に行きたいと思っていた矢先京都市美術館にもくることに
(あのゴッホの顔が大きなポスターになって開催広告していました!)
フェルメールも一緒に楽しんできます

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