花村宗冶のええカンジ

花村宗冶(はなむらそうや)の気ままなブログ。
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【radikoで13日まで】ラジオドラマ執筆『嘘と真』について

2017年11月08日 23時23分08秒 | Weblog

http://radiko.jp/share/?sid=QRR&t=20171106203000

青山二丁目劇場『嘘と真』をお聴き頂きました皆様、ありがとうございます。

2か月空いて、『空に記す』シリーズを期待していた方もいらっしゃるかと思いますが

たまにはこんな話も良いかなと思い、書いてみました。

おかげ様で評判も良く、嬉しい限りです。

さて、いつものようにネタバレといきますか・・・。

有難いことに、このネタバレを楽しみにされているリスナーの方もいるようで、

張り切って、いきましょうか!

以下、ネタバレです。

まず、最初に『嘘と真』の位置づけですね。

この作品は、自分の中で【新・最後三部作】の第1部にあたります。

もちろん、勝手に僕が言ってるだけで、

文化放送宛てに感想メールを【新・最後三部作】次はいつですか?

って書かれても、プロデューサーは「?」となるだけなのであしからず。

「そもそも【最後三部作】ってなに?」って方は、

下記のアーカイブを参照して下さい。

『最後の言葉』 『ラストシーン』 『笑顔の行方』

各作品のネタバレまで読んでもらえれば、分かりやすいかも。(『笑顔の行方』は特別編もあるよ)

ざっくり言うと、【最後】をテーマにしたお話。

『嘘と真』は裏タイトル『最後の嘘』なんです。

元々【嘘】をテーマに書きたくて、構想を練っているうちに【最後の嘘】というテーマを思いついた。

始めは全く違う話を書いてたんだけど、どうしても納得いくものにならず、途中で書くのを止めたんです、締め切りも近いのに。

いつもそうなんだけど、書いてて嘘っぽいと、それ以上進めない性格なんです。

そして、出来上がったのが『嘘と真』。

前から遺影写真家の話をやりたいと思っていたので、今回書いてみた。

遺影写真家の話は劇団かやくごはんの解散公演『おかえり、オカン』にも出てくる。

遺影写真を笑顔で撮るっていうエピソードは、この時に生まれた。

 

さて、もっと具体的なシーンのネタバレをしますか。

今回も、花村作品(これからハナサクとでも呼ぼうか)でよくある、女性の心情ネタがたっぷりだった。

「じゃあってなに?」「男は鈍感」「話の途中で、要するにどういうことなの?」

この辺は実体験と、リサーチの半々ぐらい(っていうことにしておこう)。

まぁ、リアルな会話を書くと、ついつい書いてしまう。

性格が中性的だからね。

 

写真館について

街で写真館の前を通ると、つい写真を見てしまうんです。

この人は近所の人かな? 何年前かな? この人結婚したかな? この家族、仲が良さそう・・・など

いろいろ妄想を膨らませてしまう。

登場人物の「雅代さん」もそうだったと思う。

写真って、ドラマがあるよね。

若い頃に亡くなった母方の祖父が写真好きで、赤ん坊のオカンの写真を一杯撮っていて、

それを見た時、愛が溢れてると思った。

何かとハナサク(もう使ってる!)で写真が出てくるのは、やっぱりドラマがあるから使いたくなるんだと思う。

 

撮影シーンについて

笑ったり、泣いたり、まさに人生を集約したような時間。

真は嫁と姑のような女二人にタジタジ。涼子は母に電話して、親の愛を感じる。

雅代は妻となり、母となった。

人生最後の【嘘】は、自分の夢を実現するためについた。

雅代は、難しい役だったと思う。

坪井章子さんは見事に雅代、いや「雅代さん」になっていた。

収録の時、写真館で生き生きとしている3人の画が浮かんできた。

このシーンがちゃんと成立しているから、最後の手紙が活きてくる。

岸尾だいすけさん、鈴木真仁さん、坪井章子さん

本当、素晴らしい演者さんです。

岸尾さんは初めてのハナサクでしたが、スッと入ってきて「真」になってました。

鈴木さんはハナサク3回目で、今回も弾けてもらって助かりました、流石です。

坪井さんは、僕ら世代には『銀河鉄道999』の鉄郎のお母さんなんですよ!

今でも、覚えているあの吹雪のシーン。

あ~切ない。

『銀河鉄道999』は子供の頃、大好きで、鉄郎が持っている戦士の銃(確かハーロック→トチロー→鉄郎に譲渡)に憧れて

自前のオモチャの銃に骸骨のマークを書いて、遊んでいた記憶が・・・。

坪井さんの温かい声は、声優界の宝ですよ。

 

行政書士の森下役について

めちゃくちゃ笑った。

増谷さんが、本当の行政書士のような気がしてきて。

収録の時、スタッフの間では、早くもスピンオフ出来るんじゃないの?って声があった。

面白いと思うな『森下行政書士事務所でございます』というタイトで、

森下さんはいつも冷静沈着で無表情だが、さりげなく愛のある行動で、問題を解決していくというストーリー。

いつか、やるかも。(どれだけシリーズを増やすんだ俺は!)

 

エンディング曲について

植村花菜「いつも笑っていられるように」

花菜ちゃんのことは、これまた長くなりそうなんで下記でチェックして下さい。

「いつも笑っていられるように」植村花菜

実はこの曲『笑顔の行方』で使いたいと思ってたもの。

『笑顔の行方』は、幸助と里子を掘り下げていくと「スローバラード」の方がピッタリだったので

断念したのだった。

ぜひフルコーラスで聴いて欲しい。

「いつも笑っていられるように」

歌詞はこっち

 

まとめ

『嘘と真』は切ない話だけど、温かさもある作品になって良かったと思う。

ハナサクは基本的に【嘘】を書かないことにしていて、

ある意味、原点とも言えるお話になったのではないかと。

【嘘】の中に【真】がある。

あ~、長くなった。

最後まで、読んで頂いた方、ありがとうございました。

 

そうそう、ちなみに遺影写真ですが、4年前劇団解散公演の千穐楽前に自分の遺影写真を撮ってもらいました。

また撮ろうかな。実際、定期的に撮っている人いるみたいだし。

 

 

 

 

 

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