歴史とドラマをめぐる冒険

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クリミナルマインド国際捜査班 #4「死神のささやき」の中の「日本」に驚く。

2019-09-27 | 海外ドラマ
クリミナルマインド国際捜査班#4「死神のささやき」は「日本が舞台」です。FBI捜査官が日本にやってきて拳銃で犯人のひたいを撃ち抜いたりします。もう「ありえないこと」の連続で、最初はつっこみを入れていたのですが「全て間違っている」ので突っ込みを入れる気も薄れてきます。

ここまで「全てがおかしい」と逆に「知っていてわざと嘘書いているのではないか」と思えるほどです。全部間違いというのも珍しい。

1、日本では自殺は名誉ということになっている。自殺は文化らしい。

ハラキリ、神風、日本では自殺は名誉だ、とのことです。実際切腹自殺遺体も登場します。

2、すべてが間違っているこの作品に小澤征悦という有名俳優が出ている。

出て損したパターンだと思います。台本読んだ時点で「いくらなんでもひどすぎる」とは思ったはずです。でも出演した。これは役者として損をしていると思います。

3、FBI捜査官と警視庁警察官が名刺交換。ずっと沈黙。日本では沈黙は信頼のあかしことのこと。なんだそれ。

4、富士山青木ヶ原樹海の殺人事件を警視庁が管轄している。警視庁って「東京都警察」だぞ。しかも青木ヶ原には多量遺品が散乱。「姥捨てという文化」も紹介される。

5、日本には銃刀法があって市民は拳銃が持てない。これは正しい。しかし実際は持っている。何故なら「銃刀法施行以前」の戦前に作られた「南部鉄器の拳銃がある」から。

6、FBI捜査官は「日本では拳銃は持てない」という「くだり」があるのに、最後はみんな拳銃を持っていて「犯人のひたいをアメリカの捜査員が撃ち抜く」。「ひたいを狙う警察官」など日本にはいない。捜査権がない、また臨時でも捜査権を持てるはずもないFBIが拳銃でひたいを撃ったら、間違いなく「ただの殺人」。FBI捜査官は逮捕される。

7、その前に犯人のアパートに踏み込んでいるのだが、全員、日本人も含めて土足で踏み込む。

8、変な築地が登場するが、築地に行ったことがないので、これは分からない。でも明らかに変。

9、どんな場所にもマスクをした日本人が一定の割合でいる。「マスクはどうもなじめない」というセリフもある。これは「ちょっと正しい」もかも知れない。アメリカ人はマスクすることがほぼないらしい。

見ていただければあと100ぐらい「おかしいところ」を指摘できると思います。「国際捜査班」で、しかも有名番組クリミナルマインドのスピンオフなのに「このひどすぎる脚本」。他の国のことも「このいい加減さ」で作っているのだと思います。いっきに他のエピソードを見る気が失せました。ちなみにこの作品、シーズン2で「打ち切り」です。当然の話でしょう。
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