寝袋で仮眠
友だちが声を掛けてくれた時は 目を覚まさなかったそうだが
2時間ほどして 目覚めることができた
寝ぼけ眼で外に出てみると・・・
寒い中 神楽をたくさんの観客が見守っていた
うどんを食べて 体を温めてから おもむろに・・・
33番ある神楽のうち 16番まで済んでいた
下照姫の舞 神和(かんなき)は 天照大神の出現を願う舞らしい
八俣乃大蛇退治の舞
雌雄の大蛇を退治する様子は
スピード感があり 勇ましく 軽快で 見ごたえがあった
一人が 何番も舞っている 体力的に 大変なことだろうな 寒い中なのに 汗が流れていた
夜が明け すっかり明るくなった
夜通し舞い続け 疲れも最高潮だろうな
神楽30番 天岩戸の口を開ける舞
神楽32番は 諸々の神の喜びの舞で 参詣者も参加できる
希望者の8人が 鈴と御幣と扇を持って舞う
もちろん 私も参加を希望して舞った
先頭する舞人の真似をするのだが・・・なかなかうまくいかない
ベンべ跳びは リズムが合わない
観客はそれを見て 楽しむみたいだね
残念ながら 写真はない
33番 神楽の終わりを告げる 舞だ
力強い舞
気合いが ビンビンと伝わって来た
33番の神楽を すべて終了した
参詣者の若者が 深々とこうべを垂れていた
その姿に 心を打たれた
高々と上げられていた 𨕫が下ろされる
片付けも みんなが力を合わせ みるみるうちに片付けられていった
祭りに携わった人達の 大きな和の力を感じた
あとで気がついたのだけど 𨕫の下には献撰が・・・
二本の青竹の中には 多分酒が
二尾の鯛とともに 神に供えられていた
聞くところによると いつもは鰯なんだけど・・・
今年は500年祭だから 鯛のお供えだったそうだ
片づけの後
2尾の鯛が ドラム缶の残り火で あぶられていた
祭りの後は 一度にさびしい空気が漂った
1週間の九州の旅の最後の日
今回の旅は 今まで感じたこともないほどの すばらしい旅となった
心が満たされ 疲れを感じさせなかった
伊丹空港の美しい夕陽が 私の心を映していた
いろいろお世話いただいた先生はじめみなさん
ありがとうございました
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