毛沢東
詠梅
風雨送春帰
飛雪迎春到
已是懸崖百丈氷
猶有花枝俏
俏也不争春
只把春来報
待到山花爛漫時
她在叢中笑
春は風雨に見送られてかえって来、さらに、吹雪に迎えられてやって来た。
高い崖に百丈ものつららが下がっているが、そこには美しい花の枝がある。
早春の試練に耐えて咲く梅の花だ 。
美しいけれども、それによって、春の美しさを独占し
世にときめこうというのではない。
ただ、来るべき春のさかりを予告しているだけなのである。
やがて、爛漫と山に花が咲き満ちたとき、彼女・梅の花は、
ほかの花にかこまれながら満足の笑みをうかべているのだろう。
(上記の詩の現代語訳は「詩詞世界―碇豊長の詩詞」を参照)http://www5a.biglobe.ne.jp/~shici/maoci1.htm
テープを聞いて 練習しておかなくちゃ!
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