物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

センニンソウ < Clematis terniflora DC. >

2007-08-26 20:09:38 | キンポウゲ科




 前に記事にした「ボタンヅル」のとこでも書いたのですが、この《 センニンソウ 》は
ボタンヅルに大変良く似た花をつけます。
葉に切れ込みの入る3出複葉のボタンヅルと違い『センニンソウ』は葉に切れ込みのない3~5枚の複葉です。




ワルナスビ < Solanum varolinense L. >

2007-08-25 14:38:20 | ナス科





栽培され・売っているナスと同じ仲間の多年草で、花はなすそっくりです。
全体にとげが生えていて触ると痛いのです。明治末に渡来した帰化植物・北アメリカ原産
種だけでなく地下茎でも増えるためはびこりやすいもので畑に入ると退治するのが大変な雑草です。
 さて、ナスの仲間は不思議な花の付き方をします。普通の植物は葉の付け根(葉腋)から花を出しますが
ナスの仲間は葉と葉の間から花柄を出します。イヌホオズキなども同じです。




ボタンヅル <Clematis apiifolia DC. >

2007-08-24 06:46:04 | キンポウゲ科





 夏の野山の代表的な蔓草花です。葉は切れ込みが有る3出複葉 
花はそっくりだが葉に切れ込みのないセンニンソウも同じ仲間です。
センニンソウ属はClematis・クレマチスで、園芸種のクレマチス類と同じ仲間です。
花びらのように見える部分は実は『がく』なんだそうです。