コハコベ(小繁縷)
<学名:Stellaria media (L.) Vill.>
ナデシコ科 ハコベ属 越年草
ナデシコ科 ハコベ属 越年草
日本全土のいたるところに普通に生える。
約10-20cmぐらいの小型の草本で、茎はよく分枝する。
下部から多く枝を分かち、上部は斜上して高さ10~20cm、
片側に軟毛がある。
約10-20cmぐらいの小型の草本で、茎はよく分枝する。
下部から多く枝を分かち、上部は斜上して高さ10~20cm、
片側に軟毛がある。
撮影日 2016.3.5: 群馬県
葉は卵形、鋭頭、長さ1~2cm、深緑色無毛、下部に少し毛があり、
ふちは全縁で時に波状、
下部のものは長柄があるが上部のものは無柄。
花期は3-9月で、集散花序に白色の花弁を5枚つける。
各花弁は2深裂して10枚にみえる。
雄蕊は1~7本。花柱は3個。
種子は円形、直径1~1.2mm、半球形の低突起がある。
「ハコベ」の名は、万葉集に現われている「波久培良(ハクベラ)」から
「ハコベラ」になり、「ハコベ」に転訛したものというのが一般的。
「ハコベラ」になり、「ハコベ」に転訛したものというのが一般的。
よく似たミドリハコベは一般的に茎が緑色を帯びていますがコハコベの茎は紫色を帯びています。植物学的には、種子の突起の形態で区別します。
<< コハコベ(ハコベ)では種子の突起は半球形ですが、
ミドリハコベでは種子の突起は円錐状です。 >>
春の七草の一つとして古くから親しまれており、
小鳥に食べさせる野菜代わりとしても利用されます。
昔は、干して砕き塩をまぜて、歯磨(はみがき)粉にしたようです。
葉野菜として若い葉や茎を茹でて、おひたし、あえもの、
汁の実などにできます。また、そのまま天ぷらにします。
汁の実などにできます。また、そのまま天ぷらにします。
昔 春先に保存野菜がなくなると食べさせられました
味はどんなだったか覚えていませんけどね(*^-^*)
こうしてアップで見ると
可愛い花ですね。
ナイス。
先日の散策のときは、トウダイグサと一緒にたくさん咲いていました。
でもこの花は見るだけ。
私は写真にうまく残せませんでした、、
我家では七草での利用しかしたことがありません。
七草なんかに入れてしまうと 味 はっきり分らない
というのが正直なところですね。
花は可愛いですね。
ただとっても小さすぎて 撮るにも撮り難くて苦労します。
あちこちでたくさん見かけますね。
ちっちゃいので撮るには苦労しますが。
トウダイグサも同じように群生していることが多いようです。