コガネネコノメ

< Chrysosplenium pilosum Maxim. var. sphaerospermum (Maxim.) H.Hara >

 

　こちらでは春の山道でよく出会う小さな植物です。

 

来月になればあちこちで咲き出します。

 

群生していることも多く黄色いじゅうたんとなっていることもあります。 

ネコノメソウの仲間は種類も多く分類はなかなか難しいものなんですが、
今年の春は是非挑戦したい仲間です。

 

　コガネネコノメは一秋の地元では良く見かけるもので、

高さ５ｃｍ程度。葉は対生しています。

 

花は黄色で茎頂に数個つけます。黄色い花びらのように見える部分は
じつは　”萼”　なんだそうです。
雄しべは通常8個で、萼より短くて萼からは突き出ることはありません。

 

 

 やや大きくて白い毛の多く目立つやつがいて ”オオコガネネコノメ”
< Chrysosplenium pilosum var. fulvum > とされます。

（分ける必要が無いとおっしゃる方もいますが・・・）

 

オオコガネネコノメは次回の記事にしております。

 

似たものに　トウノウネコノメ　というのがあって、
東濃と呼ばれる地域でで見つかった、１９９０年に新種とされた
新しいネコノメソウです。

 

 こちらか画像をクリックで記事をご覧ください。⇒ トウノウネコノメ

 

こちらは雄しべが萼裂片より突き出しているのが特徴です。