クズ (葛)<学名:Pueraria lobata (Willd.) Ohwi>
マメ科 クズ属 つる性多年草
マメ科 クズ属 つる性多年草
北海道から九州までの日本各地に分布していて、万葉の昔から
秋の七草の一つに数えられています。
秋の七草の一つに数えられています。
つるは、他のものに巻きついて10メートル以上に伸び、
全体に褐色の細かい毛が生えている。
根もとは木質化し、地下では肥大した長芋状の塊根となり、
長さは1.5メートル、径は20センチにも達する。
全体に褐色の細かい毛が生えている。
根もとは木質化し、地下では肥大した長芋状の塊根となり、
長さは1.5メートル、径は20センチにも達する。
葉は三出複葉、結構な大きさとなる。小葉は草質で幅広く大きい。
葉の裏面は白い毛を密生して白色を帯びている。
葉の裏面は白い毛を密生して白色を帯びている。
撮影日 2015.9.5: 群馬県
花は8-9月の夏~秋に咲き、穂状花序が立ち上がり、濃紺紫色の
甘い香のする花を咲かせる。
甘い香のする花を咲かせる。
大和国(現:奈良県)の国栖(くず)が葛粉の産地であったことに
由来してクズの名前になったといわれます。
由来してクズの名前になったといわれます。
根を用いて葛粉や漢方薬が作られることで知られています。
(古来から大きく肥大した塊根に含まれるデンプンをとり、
「葛粉」として利用されてきた。
葛粉を湯で溶かしたものを葛湯と言い、熱を加えて溶かしたものは
固まると半透明になり、葛切りや葛餅などの和菓子材料や
料理のとろみ付けに用いられている。)
(古来から大きく肥大した塊根に含まれるデンプンをとり、
「葛粉」として利用されてきた。
葛粉を湯で溶かしたものを葛湯と言い、熱を加えて溶かしたものは
固まると半透明になり、葛切りや葛餅などの和菓子材料や
料理のとろみ付けに用いられている。)
花色には変異がみられ、白いものをシロバナクズ、
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