はなねこ山 Ⅱ

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てくてく藤野歩きと 鶴島金剛山     2019.12.04

2019-12-13 | 11月12月に歩いた山

 

山友さんたちとの恒例の年末山歩きは、藤野の低山へ

 

今日のコースは

藤野駅~京塚山~葛原神社~鶴島金剛山~名倉金剛山~高倉山~藤野駅

「藤野・なぐら地区 てくてくまっぷ」を参考にしています。

 

↓ の黒い矢印と〇 が、今回 私たちの歩いたコース

(まっぷに記載のない 鶴島金剛山を書き加えました。拡大します。)

 

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これは、藤野駅前の 20号線から南側に広がる景色

私たちは これから 右手の弁天橋を渡り

左手上の山肌に見えている 「緑のラブレター」へ向かいます。

 

 

この「緑のラブレター」は、芸術の街 藤野のシンボル

4年前には 一時的に開封されました。

(そのときの記事は   )

 

 

弁天橋の上から 権現山や 川沿いの黄葉を眺め

 

畑一面の 霜のついた葉っぱや  

融けたキラキラや

  

ほかにも、返り咲きのコスミレ、トキリマメの実などに 寄り道しながら

散紅葉の美しい 散策路の入口へ

 

 

そして、「藤野・なぐら地区 てくてくまっぷ」 の 【A24】から

「緑のラブレター」の真上にやってきました。

 

ラブレターの 舞台裏は、お見せしない方がいいでしょうね。   

北側が開けていて、 高尾から連なる峰々が見渡せます。

手前は 鷹取山へと伸びる尾根

 

 

ラブレター からは

名倉グラウンドを左下に見ながら 京塚山へ向かいますが

このあたりは、明るい緑が入り混じって、いかにも里山といった風情

 

キラキラ黄色が 今日の主役

 

  

赤い色は少ないけれど、ちょうど見頃です。

 

 イタヤカエデ、オオモミジ、ウリカエデ、エンコウカエデ

ハリギリ、マルバウツギ、ダンコウバイ、などなど

陽のあたる 雑木の尾根は どこもかしこも きれい

 

撮影だけではなく、落ちていた赤い実の木をさがしたりもして

足がなかなか進みません。

 

 

やがて、京塚山(石山)に到着すると

 

 ここからは、南東側に日連金剛山が望めます。

この後 私たちが行くのは、鶴島金剛山と名倉金剛山で

地名を理解していないと、ややこしいです。

 

 

思いの外、というか、ある程度 想定内ではあったのですが

今日も 寄り道が多くて 時間がかかってしまい

古峯山へは 寄らずに 先を急ぐことにしたものの

 

ここもいい感じよね~

などと、立ち止まってばかり

 

散策路入口【A06】で いったん 車道へ下りて進むと

すぐ先の右手で 眺望が開け、扇山や権現山が見えます。

一番手前は、包丁岩

 

 

 シュタイナー学園の先では

高倉山の斜面に設置された 「山の目」と目が合いました。

あとで 行きますね~

 

 

葛原(とずらはら)神社の裏手には 休憩所があり  

ここからも、笹尾根や 三頭山がよく見えます。

 

春には 桜がきれいな広場では、今は モミジが見頃でした。

 

 

 

ひといきついたら、モミジの向うに見える山へ向かいましょう。

 

【B01】から入ると、北側には 今しがた 歩いてきた尾根が見渡せました。

こうして見ると、ほぼ落葉樹帯ですね。

赤は少ないものの、気持ちの良いトレイルでした。

 

 

短い急登で尾根に乗ると そこが【B03】

名倉金剛山へは左へ

でも、私たちは、右手の鶴島金剛山をピストンすることに。

 

鶴島金剛山は 山梨県になり、てくてくまっぷには記載はないものの

ここからは 十数分の距離です。

 

 クリックで拡大します。

 

一部 痩せた場所はあるものの 概ね歩きやすい尾根道を 進み

山頂直下のロープのついた急坂を登ると、その 鶴島金剛山(491m)

ここが、今日の最高地点です。

 

そう広くはない 山頂からの眺望は すこぶる良好で

北東に 小金沢連嶺、扇山から権現山

手前は 鶴島御前山

 

その右手には、桂川と上野原の町

奥に笹尾根、三頭山、ちょこっと御前山

 

さらに 右手を見れば、歩いてきた尾根や相模湖

ずっと右には、高尾山も見えているはず

 

 

南側には、蛭ヶ岳、檜洞丸、大室山

そして、手前に見えている山襞の なんてステキなこと

 

 

数年前に 名倉金剛山は歩いたことがあるけれど

すぐ近くに こんなに眺望に優れた山があるなんて、知りませんでした。

提案してくれた sanpoさん、さすがです。

 

 

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遅めのランチを済ませて、次は 名倉金剛山へ向かいましょう。

下り始めの急坂は 要注意ですが、そこを過ぎれば また気持ちよく歩けます。

 

 

 

 

 さきほど登りついた県境の【B03】に戻り、わずかに進めば

 

名倉金剛山(456.4m) 

 

南側に見えている 丹沢主脈の 焼山から蛭ヶ岳は

台風19号による 登山道崩落で、通行止めが続いています。

 

 

さらに尾根道を進み、ベンチのある 見晴し台を経て

車道の通る 天神峠【B05】へ下りてきました。

 

 

高倉山へは、数メートル先の【B06】から登山道に入ります。

わずかな急登で、今は見晴しのない 「高倉見晴し」

それから 「葛原分岐」 を経て

 

高倉山(378.8m) 

入口には ピンクテープがあるだけの 展望のない 地味な山頂です。

 

 

この先の「高倉見晴し」から先が 通行止めだというので

分岐まで戻って、芸術の道 へ出ることにしますが

【B08】から【B07】までは、笹などが茂る 藪っぽい道で

あまり歩かれていないよう。

 

 ふじのねで聞いたところによると、今年は 里での クマ目撃情報が多いとか。

無事に車道に下りて、やれやれ  と 出てきた場所を振り向いて見れば

行くのがためらわれるような 草ボウボウの入口でした。

 

  

さて、車道よりも山道が好きな面々のこと

帰路には、往きにパスした 一本松山を通って藤野駅に戻ることに。

 

朝よりもはっきりとして 不気味にも見える 「山の目」に見送られて

 

 

 

 本日 五座目の 一本松山(337m)へ

 

 

 【A13】で車道に出ると、あとは仕方なく車道を歩いて 藤野駅へ。

 

 

今日は 一日中 快晴の ハイキング日和でした。

 

 

 

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「藤野・なぐら地区 てくてくまっぷ」は

藤野駅にある 観光案内所「ふじのね」 でもらえます。

 

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この日の CT (by sanpoさん) 

 藤野駅09:15-緑のラブレター09:55/10:00ー京塚山10:40/10:50-遊歩道入口11:30

-葛原神社11:45/12:00ー鶴島金剛山12:45/13:15ー名倉金剛山13:35/13:50

ー高倉山14:30/14:35ー一本松山15:35/15:45ー藤野駅16:15. 

 

 
この日ご一緒したみなさんのレポ
 
sanpoさん 『山の散歩道』
 
 

 

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2 コメント

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Unknown (nousagi)
2019-12-16 12:05:13
寒い時期はこんなコースが落ち着きますね。
展望もいいし、わりと見どころありますね。
あっという間に、今年も年末ですね。(^^;)
返信する
nousagi さん♪ (はなねこ)
2019-12-16 15:10:13
この季節の低山歩きは、のんびりした気分でいいですね。
鶴島金剛山は展望が良くて、お勧めです。
しかし、近頃は厳しい山に登れる気がしなくて、困ったものです。

本当に、あっという間に今年も終わりですね。
行きたかった山、見たかった花の半分くらいは果たせなかったけれど
元気で過ごせているから、まずまずということにしなくてはです。
返信する

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