花餅屋廼徒然書附帖

歌舞伎の世界に魅入られた男の、余りにも刺激的でグダグダ過ぎる日々…

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顔見世興行…“外聞”ってほどのもんか?

2008年12月17日 02時46分33秒 | 徒然に歌舞伎噺なと…
まぁ…當る丑年吉例顔見世興行…。
簡単に書き上げましたが…今回ほど不満と言うか…何でしょう。
最後の最後が…あの源氏物語って…新作舞踊劇ですので…まぁ、解釈が…。
でも、一年の終わりの喜利の狂言が…うぅぅぅん。

まぁ…いいよ。
一年に一回の…南座での本興行…しかも、『京の年中行事』と言った触れ込みなれば…初心者オーライって感じにもなります。
でも、其れにしたら…チケットのお値段は、滅茶高いものですよ…。

今回は…四條大橋を渡って…高島屋にてお弁当を購入致しました。
以前は、祗園の料亭からお弁当を届けて頂いたり…劇場内の売店で買ったりとしましたが…今回は、チョッとリッチに…気分だけでも料亭のお弁当って感じです。

此処で寄り道…四條河原町の交差点でボヤ~ッと信号待ちをしていたときのこと…南座に向かって行く扇雀さんを発見っ!
あのギョロっとしたお目目で、直ぐわかりますよ…♪
お一人で…でしょうね…南座に向って東へ歩いて行かれましたが…。
やはり…例の、親子で話題になった…所にてご宿泊でしょうか?
…いやはや(苦笑)
………………。

ハイハイ…南座に入って…私の席は…まぁ、一年の一回の贅沢ですから一等席です。
一階席の…6列の19番で…ほぼギリギリに劇場入りですので…会場はごった返しています。



舞台の正面に唐破風がある由緒ある南座の舞台です。
此の雰囲気が好きなんですよ…。

狭い通路を歩いて…6列目…19番って、通路から五つ目の席なんですよ。
すいません…すいませんと、コートと鞄…そうそう、お弁当を手にして我が席を目指して行くとっ!
私の席…6列の19番に物が置かれている。
あれっ?ショールのような…黒い布地のものです。
『あのぉ…すみませんが、此処私の席なんですけれども…。』
隣に座っているご婦人に声を掛ける。
さぁ、年の頃なら…まぁ、結構なお歳のご婦人です…お着物でして御髪は綺麗に結われて…見る限りに…わかる…京都らしい、此の界隈の方でしょうね。
其のご婦人、私の方をキッと睨み付けて…、
『此の席には、来はりますねんけどっ。』
私が如何にも間違ったかのように言い放つ…お婦人。
私も負けずに…と言うか、チケットを出して其のご婦人に見せました。
そしたら…私の後ろの席…ちょうど7列の18番と19番に座っていた舞妓さんが、手を伸ばして来て、其の席にあった黒いショールをスッと引き揚げてしまいました。
無言です。
隣のご夫人も…無言です。
何も無かったかのように前を向いて…無言です。
………っ(怒)!
此れが、京都の接客業の髄を行く花柳界の人物か?!
アホらしいよ…。
舞妓と…隣のおばぁは、置屋の女将か?
何でもイイが…舞妓連れて来るん遣ったら、桟敷席に座れよっ!
其れよりも、何処の御贔屓でチケット廻してもろたんか知らんけど、中途半端に取るなっ!
其れよりも…チャンと席を確認しろってんだ(怒)!

折角のお芝居も…最初からこんなんじゃ…思い遣られるよ(涙)

お芝居は…まぁ…ねぇ(汗)

案の定…此の舞妓の二人…お芝居の最中も…ペチャクチャと…わかってるんか、わからんのか…。
其れも、全く“素”の会話です。

最後の『源氏物語』…流石に此れが終わるのは…ほぼ10時前に近い…。
私の列の通路横の夫婦連れでしょうか?
幕間の間に帰られましたよ…終演を待たずに…終わってから戻るのも…遅くなりますものね。
其れとも…一度、観られているのか?
其れとも…いやはや…(汗)

うぅぅぅん…前述しておりますが、『源氏物語』には…はぁ。
ノーコメントです。

お芝居も終わって…憤懣遣る瀬無い気持ちも…抱きつつ…どうしようか?
緞帳が下りると直ぐに…舞妓の二人…置屋のおばぁに何か言っている…。
『おかぁさん…私ら…。』
はぁ…先程までのペチャクチャ話の話し方とは打って変わって、舞妓さんらしい話し方やんけっ。
……………………。
オンとオフですか?
どうやら…置屋のオバハンに連れて来てもらったようだが…此のまま先に帰りますわ…って感じのお話…。

はぁ…(溜息)、何か情けなくなったよ…こんなもんか?
ホンマ。

劇場を出る…取り敢えず、絵看板とかの写真を撮る。
ついでに…南座にお似合いの提燈♪


で、以って…紅染屋さんと合流す。
合流…開口一番…ボヤキです。
延々と…ボヤキです。
まぁ…あの『源氏物語』では…ぼやいて当り前です。
まぁ…そのぉ…何も考えなかったら…綺麗なぁで済むでしょうが…済まないんだよね。
我々の有職を愛する気持ちが…(汗)

何時までもぼやいていても始まらないので…そろそろ帰りましょうか?
幾らなんでも…此れから食事とは…キツイです。
もうそろそろ10時です。
家に今日中には…帰れるかって感じになります。
其れに…アルコールでも入ったら…ドウナルコトヤラ…(汗)
で…南座の横の地下へと続く階段を下りる…。
其処で『顔見世興行の口上』の招木看板を発見。
と言うか…こんな所に無造作に置かれていて…いささか、悲しいなぁ。

『はばかりながら 口上』と読みます。
11月に役者さんの招木看板を南座の正面に掲げられた時に、劇場正面入口付近に置かれる此の口上書き。
初日を迎えたら…ドコゾに遣られますよ…はぁ。
まさか…こんな地下の事務所の入口に置かれているとは…(汗)
もうチョッと…わかりやすい所に…置かれないのでしょうかねぇ。

さぁ…此れで平成20年の歌舞伎観賞が終わりました。
勿論、生観劇でのお話ですが…。
最後の最後が…此れでイイのか?
と言った話は…置いといてぇっとぉ。
まぁ…一年間、楽しく歌舞伎観賞ができました…。
初春大歌舞伎から…お江戸にも遠征しましたし…顔見世で締め括りました。
夏の上方歌舞伎会は行けなかったけれども…(涙)
でも…、満足です(苦笑)
そうでなきゃ…歌舞伎ファンを遣ってられませんよ。
来年も…いいお芝居を観れますようにっ!!

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1 Comments

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今更見上げて思う…。 (太夫元)
2009-02-15 22:51:04
南座は年中行事の顔見世があるので、取り壊し→建て替えとはなら無かった…。
故永山会長の鶴の一声で全面改装と言った遣り方だったらしい…。
まぁ…其の所為か、客席の幅は狭いよ…通路も狭いよ…でも、南座らしさは存分に残っていますよっ!
唐破風が…いいよね。
劇場正面に掲げられいる櫓に梵天…庵型招木看板…風情がありますよ…。

お江戸の歌舞伎座も…風情を残して…全面改装、耐震補強…建て替えてまでする必要性があるのか?
国の登録有形文化財に指定されているのに…。

しかし…南座の建物は美しくて好きです。

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