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北極のオゾンホールと亜酸化窒素&希望の自然栽培農法

2011年10月07日 | 地球環境・温暖化・気候変動
【写真:茨城新聞】
2011年3月25日の北極上空のオゾンの分布(国立環境研究所提供)


北極オゾン破壊 南極に匹敵、皮膚がん懸念 環境研など調査
茨城新聞:2011年10月3日(月)

北極上空のオゾン破壊が2011年春、観測史上初めて南極オゾンホールに匹敵する規模になったと、国立環境研究所(つくば市)など9カ国18組織の研究グループは3日、英国の学術誌「ネイチャー」(電子版)に発表した。北半球の高緯度地域で今後、オゾン破壊による紫外線の増加のため、皮膚がんの増加などが懸念されるとしている。

北極の極渦(北極や南極で発生する低気圧)が過去30年で最も強く、低温のため、オゾンを壊す活性塩素量の増大が長期に持続。オゾンは、最大で縦約4千キロ、幅約2千キロの楕円(だえん)状に、全体量で約40%、高度18〜20キロでは約80%まで破壊が進んだ。

今回のオゾン破壊量は、1985年に初めて観測された南極のオゾンホールを上回る。

北極上空の極渦の強まりは、温室効果ガスの増大も一因の可能性があるという。

低オゾン域の一部は4月下旬、日本上空にも到達。気象庁によると、つくばでも通年より高い紫外線量が観測された。

同研究所の中島英彰・地球環境データベース推進室長は「(日本でも状況により)4月ごろ、晴れた日の外出を控えるなどの対応も必要になるかもしれない」と話した。



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今まで単純にオゾンホールは、おもに南極上空で起き、原因はフロンガスとそれに近いガスだとばかり思っていたので、私個人としては、このニュースで驚いたのが

 ●北極上空でも、大きな破壊が起こった
 ●温室効果ガスも原因となる可能性がある

ということがわかったこと。全部つながっているんですね・・・・。




オゾンホールの原因に関連して、木村秋則さんの1番新しい本
奇跡を起こす見えないものを見る力」に、下記のようなことが書かれていました。

化学肥料の代表的な存在、窒素肥料を10キロまいたとき、
作物が10~15%、雑草が10~15%、土が20~30% の割合で吸収する。
残りは、すべてガス化して大気中に飛び散る。
結果、10キロの窒素肥料をまいたとき、5キロはガス化して大気汚染の原因になっている。


このことを踏まえて、以下、112ページ抜粋します。

2009年、アメリカ国立海洋大気圏局(NOAA)が、地球温暖化の新たな原因について発表しました。NOAAが原因として指摘したのは、農薬や化学肥料、家畜の排せつ物などに含まれる亜酸化窒素という物質です。亜酸化窒素の増加によって、オゾン層の破壊が進み、地球温暖化に拍車をかけているため、早急に排出削減に向けて、具体的な対策をとる必要があるというのです。
これまで、地球温暖化の取り組みに消極的だったアメリカが、この発表をしたのは画期的なことです。しかし、様々な取組がなされているにもかかわらず、オゾン層の破壊は今も進んでいると報告されています。


つまり、農薬や化学肥料を多用する農業が、ガス化した窒素を大気中にばらまき、北半球のオゾン層の破壊の原因にもなり、地球温暖化の原因にもなっている、というわけです。オゾン層破壊と地球温暖化がリンクしてるっていうのも、ややこしや~。

フロン・ハロンの、削減廃止などオゾン層破壊防止のために、それなりに頑張っていたのにねえ。ここにきて、亜酸化窒素とは!
あさんかちっそ。あさんかちっそ。化学が苦手な方も、よく覚えておきましょう。あたしなんかそっち、だけど(笑)・・・あかんよちっそ。

今までずっと、私たちが当たり前に行ってきた農業のやり方すら、もう頭を切り替えないといけない時期に来ているのですね。
好む好まざるにかかわらず、あらゆる面で、私たちは変化を受け入れゆかなければ、かなり、しんどいことになってしまいそうです。今だって、何かとしんどいのに・・・。

しかし、その変化を受け入れることは決して、難しいことではないのだと思います。
木村さんの言を借りれば、自分の心を変えること。

木村さんがいつも言われているように、ありとあらゆる自然との共生、他者への思いやり、それさえ忘れなければ、おのずと選ぶ道は、決まってくるでしょう。
そしてその新しい道は、今よりずっと心地いいんじゃないかって思います。


★おまけです

亜酸化窒素に関する豆知識
 常温常圧では無色の気体。麻酔作用があり、笑気とも呼ばれる。
 二酸化炭素、メタン、クロロフルオロカーボン(CFC)などとともに
 代表的な温室効果ガスの一つである。
 温室効果の強さは二酸化炭素を1とすると、亜酸化窒素では約100倍である。
 物の燃焼や窒素肥料の施肥などが発生原因であると言われている。


温暖化や紫外線の影響で、農産物だって被害をこうむるわけだから、やったことはいずれ還ってきてしまう。
農薬や肥料関係の会社には、痛手かもしれませんが、地球の大気、土壌、農業、人類の未来のためには、やはり、木村さんの自然栽培農法に変えていった方がいいですね。
ノウハウは、すでに木村さんが実証してくださっているのですから。

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