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化学物質、子どもの成長への影響調査がスタート

2011年01月24日 | 化学物質と電子機器社会への警鐘
<化学物質>環境省、影響調査 新生児、13歳まで追跡
2011年1月23日(日)13:00 (毎日jp)
 化学物質が子どもの健康に与える影響を長期間にわたって探る環境省の大規模調査(エコチル調査)が24日スタートする。親子の血液や尿、出産時にへその緒から採れる新生児のさい帯血や毛髪などを分析。子どもの中で近年急増しているアレルギーやぜんそく、自閉症などの疾患と水銀などの化学物質や生活習慣との関連を調べる
 調査は全国を15地域に分け、13年までの3年間で親子10万組の参加者を募り、妊娠初期から13歳まで追跡して実施。全国約320カ所の医療施設が協力し、準備の整った地域から募集を始める。
 一方、さい帯血は白血病患者などへの移植に使われている。昨年11月、さい帯血バンクと提携し移植用にさい帯血を採取する108医療施設のうち31施設が調査の協力施設と重なっていることが判明。さい帯血が調査に使われると移植用が不足するとして、各地のバンクを統括する日本さい帯血バンクネットワークが同省に見直しを求めていた。
 両者で協議を重ねた結果、バンク提携施設で親が調査への協力を申し出た場合、親の了承を取った上で、さい帯血は移植用に回すことで今月22日に合意。調査は予定通り開始される。【藤野基文】



化学物質過敏症など、一部にはクローズアップされていたものの、医療関係者の間では、今までほとんど無視され続けてきた、化学物質と体との関係。
環境省の今回の調査は、化学物質と体との関連性を調べるために画期的な決断であったと思います。
さい帯血調査など、子どもだけでなく親の代からの影響や、新生児から13歳まで追跡調査する、という長期的な視野に立っていることも評価できます。
(さらに言うなら、30~40年という視野に立つことも、必要かもしれません。)

臍帯血バンクネットワークとも、話し合いの結果、うまく折り合いがついたようで、何よりのことでした。

厚労省などとも連携して、医療も予防医学に重点を置方向性が定まれば、さらによいなあと願っています。

それと、化学物質のほかにも、携帯と同レベルの人工の電磁波がDNAに損傷を与えるという研究情報も、多くの人の目に留まるところになれば、さらにさらに良いなあと願っています。
白い犬のお父さんの露出度には、全然かなわないわん。 
おとうさんも、上戸彩ちゃんも、かわいいしなあ・・・。

Davis博士字幕付き


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3 コメント

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科学物質 (ワタル)
2011-01-27 20:34:32
ようやく国が動いてくれるのですね、それはいいことですね。
私は今有吉佐和子さんの複合汚染という本を読んでいます、この本は昭和50年の本ですが今読んでも新しい発見があります、それにその時代にこれだけの事を調べて書いていたとは驚きです。
それからまったく国の対応は進んでいなかったのも驚きですが。
http://www.amazon.co.jp/%E8%A4%87%E5%90%88%E6%B1%9A%E6%9F%93-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%9C%89%E5%90%89-%E4%BD%90%E5%92%8C%E5%AD%90/dp/4101132127/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1296127834&sr=8-1
ワタルさんへ (金木犀)
2011-01-28 10:12:47
ワタルさん、こんにちは。

「複合汚染」私も昔読んで、環境問題に目覚めるきっかけになった本です。
だいぶ忘れているので、もう一度読んでみようかな。

>それからまったく国の対応は進んでいなかったのも驚きですが

お役人は、たとえ40年以上も前の決定だろうが、環境や状況が変わっても、一度決めたことは変えられない・・・変えようとすればどこからか、圧力がかかる。

埋め立て地ではなく、海の保全のために諫早湾の水門を開くことを即決した菅総理。
農家の方の気持ちも理解できますが、持続可能という大きな目で見れば、開門することの方がよりよい選択だったと思います。
「複合汚染」の最初の方に若き日の菅さんが、ちょこっと登場しているもの因縁でしょうか。
訂正です (金木犀)
2011-01-30 11:10:22
×埋め立て地 → ○干拓地

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