ウチの息子は生来穏やかな性格で、彼が人前で声を荒げた姿を今まで一度も見たことがない。まあ、私が知る範囲の話だけれど。だから、比較的育てやすい子供であったと思う。
よく、ヨソさまから、「A君はしっかりしたお子さんで」と半分お世辞ながら褒めていただくことが多かったけれど、時々、信じられないようなポカをするので、その度に、自分の子育ての仕方が間違っていたのであろうかと反省している。
今日もたまのポカをやらかしてくれた
明日、九州での友人の結婚式を控え、息子は午後に飛行機で現地へ移動の予定だったのだけれど、息子ももう大人なのだから私も適当に放っておけば良かったものを、出発前に念のため彼の服装支度のチェックをした。なにぶん今回は初めての友人代表スピーチを担当するので、晴れの日にだらしない服装では相手方に失礼だと思ったからだ。
案の定、彼が自宅から持って来たワイシャツには汚れの首輪、スーツはパンツの折り目が緩くなっていた。仕方なしに、急遽、実家に残っていた彼の洗濯済みのワイシャツにアイロンを掛け、持参したスーツにもアイロンを掛けた。そして、それが皺にならないよう、ガーメントケースに入れた状態で、玄関先のコート掛けに掛けておいた。もちろん、息子にもそのことは伝えてあった。
にも関わらず、息子はその肝心要のスーツを忘れたのである。
私もうっかりしていたけれど、すぐに気付いたので、部屋着のままバス停までスーツ持参で走って行った。しかし、息子が乗ったバスは既に出発した後だった。
慌てて電話をしたが、息子は電話を取らない。留守電になる。何度かけてもダメ。メールしても返事がない(肝心な時に連絡がつかないなんて、携帯電話を持っている意味がない。マナーモードにしてカバンに入れていたから気づかなかったと…) 。
仕方なく私は「駅の改札口で待ち合わせ」と留守電に伝言を残して自宅に戻り、急いで着替えて、スーツを手にタクシーで駅へと向かった。
すると途中で息子から電話。スーツを忘れたことに気づいて、家に戻ろうと今バスを降りたと言う。
えっ?どうして?駅で落ち合おうって、携帯電話に伝言を残したじゃない?どうやら、留守電の伝言を聞いていないらしい。改めて、駅の改札口で待っていると伝えた。
果たして、私が駅に到着して待つこと10分余りで、今、バスターミナルに到着したとのメールが入り、それからさらに5~6分後に青ざめた表情の息子が息せき切って現れた。
一刻を争う事態なのに、どうして、わざわざバスなのよ!気づいた時点でタクシーに飛び乗っていれば、余裕で10分前の空港直行の電車に乗れたはず。さらに呆れたことに、息子はスイカのチャージもしていなかった。
結局、搭乗予定の飛行機に乗れるか否か一か八かのレベルで、息子は次の空港行きの電車に飛び乗って行った。
そして、出発15分前に空港の駅に到着。ギリギリセーフで搭乗出来たらしい。
今回ばかりは私がカバーせずに、息子自身の責任で失敗をリカバリーさせれば良かったかなと、後で大甘な自分を反省した私です。今のうちに一度ぐらい大きな失敗をさせた方が、彼の将来の為には良かったのかもしれない(今のままでは、何かあれば親が助けてくれると、いつまでも高を括るかも。心を鬼にして、彼に自分の甘さを自覚させなければ)。
もう25歳の大人なんだから、息子にはシッカリして欲しい。そういう風に育ったのは、親である私の責任でもあるのだろう。こうして、今日の一連の出来事を文章化してみると、自分の過保護ぶりが瞭然。
これは夫が昼寝をしていた間の出来事ですが、その後目覚めて、事の次第を知った夫とも、今後は息子の身に何があっても放っておこうとの結論に至りました(もちろん、命に関わる件に関しては別)。
「過保護な親バカ(バカ親?)」は返上しなくては
よく、ヨソさまから、「A君はしっかりしたお子さんで」と半分お世辞ながら褒めていただくことが多かったけれど、時々、信じられないようなポカをするので、その度に、自分の子育ての仕方が間違っていたのであろうかと反省している。
今日もたまのポカをやらかしてくれた
明日、九州での友人の結婚式を控え、息子は午後に飛行機で現地へ移動の予定だったのだけれど、息子ももう大人なのだから私も適当に放っておけば良かったものを、出発前に念のため彼の服装支度のチェックをした。なにぶん今回は初めての友人代表スピーチを担当するので、晴れの日にだらしない服装では相手方に失礼だと思ったからだ。
案の定、彼が自宅から持って来たワイシャツには汚れの首輪、スーツはパンツの折り目が緩くなっていた。仕方なしに、急遽、実家に残っていた彼の洗濯済みのワイシャツにアイロンを掛け、持参したスーツにもアイロンを掛けた。そして、それが皺にならないよう、ガーメントケースに入れた状態で、玄関先のコート掛けに掛けておいた。もちろん、息子にもそのことは伝えてあった。
にも関わらず、息子はその肝心要のスーツを忘れたのである。
私もうっかりしていたけれど、すぐに気付いたので、部屋着のままバス停までスーツ持参で走って行った。しかし、息子が乗ったバスは既に出発した後だった。
慌てて電話をしたが、息子は電話を取らない。留守電になる。何度かけてもダメ。メールしても返事がない(肝心な時に連絡がつかないなんて、携帯電話を持っている意味がない。マナーモードにしてカバンに入れていたから気づかなかったと…) 。
仕方なく私は「駅の改札口で待ち合わせ」と留守電に伝言を残して自宅に戻り、急いで着替えて、スーツを手にタクシーで駅へと向かった。
すると途中で息子から電話。スーツを忘れたことに気づいて、家に戻ろうと今バスを降りたと言う。
えっ?どうして?駅で落ち合おうって、携帯電話に伝言を残したじゃない?どうやら、留守電の伝言を聞いていないらしい。改めて、駅の改札口で待っていると伝えた。
果たして、私が駅に到着して待つこと10分余りで、今、バスターミナルに到着したとのメールが入り、それからさらに5~6分後に青ざめた表情の息子が息せき切って現れた。
一刻を争う事態なのに、どうして、わざわざバスなのよ!気づいた時点でタクシーに飛び乗っていれば、余裕で10分前の空港直行の電車に乗れたはず。さらに呆れたことに、息子はスイカのチャージもしていなかった。
結局、搭乗予定の飛行機に乗れるか否か一か八かのレベルで、息子は次の空港行きの電車に飛び乗って行った。
そして、出発15分前に空港の駅に到着。ギリギリセーフで搭乗出来たらしい。
今回ばかりは私がカバーせずに、息子自身の責任で失敗をリカバリーさせれば良かったかなと、後で大甘な自分を反省した私です。今のうちに一度ぐらい大きな失敗をさせた方が、彼の将来の為には良かったのかもしれない(今のままでは、何かあれば親が助けてくれると、いつまでも高を括るかも。心を鬼にして、彼に自分の甘さを自覚させなければ)。
もう25歳の大人なんだから、息子にはシッカリして欲しい。そういう風に育ったのは、親である私の責任でもあるのだろう。こうして、今日の一連の出来事を文章化してみると、自分の過保護ぶりが瞭然。
これは夫が昼寝をしていた間の出来事ですが、その後目覚めて、事の次第を知った夫とも、今後は息子の身に何があっても放っておこうとの結論に至りました(もちろん、命に関わる件に関しては別)。
「過保護な親バカ(バカ親?)」は返上しなくては