はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

もう、うんざりだ。最近のマスコミ報道!

2007年10月29日 | 日々のよしなしごと
 取材対象へのマスコミの一極集中砲火は今に始まったことではないけど(マスコミがおかしくなり始めたのは”地下鉄サリン事件”がきっかけなのかな?それに先立つ米国のO・J・シンプソン事件報道から学習したんだろうけど。悪い意味で日本は米国の後追いをし過ぎ(>_<)ヽ )、最近は特に酷いと思う。幾ら取材対象に何らかの非があるとは言え、全マスコミがそこに群がり、バッシングの嵐である。まさに”集団ヒステリー状態”である。普通の人間なら耐えられないぞ。

 しかも、比較的短いサイクルでその”獲物”は変わる。マスコミこぞって「次の獲物は誰か」と手ぐすね引いて待ち構えていて、その毒牙にかかったら最期、根こそぎ食い尽されるような状態ではないだろうか?大抵有名人がその対象だが、有名税にしては高くつき過ぎている。壊滅的ダメージを与えるまで容赦しない。不思議なことに、それはもっぱら個人に対しての徹底攻撃であって、巨悪に対してではない。

 マスコミがやるべきことは、個人を血祭りに上げることではないはずなのに。個人はマスコミが大袈裟に騒がずとも、駄目なら自然淘汰されるものではないか?実力がなければ、それぞれのフィールドから姿を消すまでだ。それよりも国民の利益(日本国民として憲法で謳われた権利の保護)に関わる事柄について(マスコミ人だって国民の一人なんだから)、一般国民個々の力では知り得ない情報を地道な取材活動で公けにし、組織に不正があればそれを糾弾し、国民世論を形成して圧力をかけ、正しい方向へ軌道修正させる役割を担って欲しいと思っているんだけど。私って間違ってる?

 現状を見る限り、特に大手マスコミは巨悪に対する圧力装置としては全く機能していないと思う。末端はともかく、トップは裏で巨悪と手を結んでいるのかしら?

【ブログ内関連記事】
◆昨年からマスコミの無責任さには腹が立っていました⇒
 本当にこれでいいのかな?亀田興毅選手(2006.8.1付記事)
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