笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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兄弟なかよく

2009年05月31日 | 映画とかDVDとか
ひさびさに
チハラトークのDVDを見ました。

第2巻
2007年のライブの模様です。

それで、

やっぱ千原兄弟大好き!

と思いましたの。

あり?
これは
デジャヴュ・・・。
と思ったら約1年前に1巻を見たときに
まったくおんなじことを思ってました。

こちら↓
ちはらさんちのお兄ちゃん

このときは
お兄ちゃんについて書きましたが、
今回はジュニアさんについて。

このDVDが届いたとき、
「またおんなじ話、聞かされるかも」
とウンザリしている自分がいました。

うんざりの理由は
毎週のように
人志松本の○○な話
にけつっ!
でジュニアさんのフリートークを
きいており、

ちょっとなーーー。

って思うことが多いからです。
なんていうか、
こっちの気持ちより
少しジュニアさんの熱のほうが先行している。
何度も聞いた話
はいいとして
後輩の遭遇したオモシロイ話も
どうなのよ
って思うくらい。
やや食傷気味だったのです。

だけど今回DVDを見て気がつきました。

そうか。
このひとはピンの人じゃないのだもの。

と。
千原兄弟というコンビだった。
ふたりいて成立する芸なのです。

せいじさんがいて初めて、
ジュニアさんの
ひねくれた感性
はしゃぎっぷりや
キレっぷり
ちょっとずれた熱
が説得力を持つ。

そこにいるのは
話をきいてほしい弟と
ききたい兄。

秀逸だったのは
沖縄旅行がどれだけ楽しかったか
を語るジュニアが
「このはなしは楽しかっただけで面白くない」
と言ってもなお話を続けるのを(いつもなら私「おいおい話すのかよ」と思う)、
せいじがお客さんにむかって
「許したって
 ちょっと前まではこんな子とちがうかったんやから」
と謝ったところ。
「リハビリに付き合ったって」と。
楽しいことを無邪気に人前で話すような子ではなかったと。
これで
「ああ。話きこう」
という気持ちになる。

そこには上からの目線がある。
どんなに才能があったって、
弟はいつも下である。
愛のある目線でせいじさんは
ジュニアさんを上から見下ろしている。

わたしが
ジュニアさんがひとりで
テレビでフリートークをしていて
歯がゆくなるのは
ここなんだ。

みんな下からジュニアさんを見ている。
それちょっと違うんじゃない?
ってことを誰も言わない。
言ったとしても
それは上からではない。
下から尊敬の眼差しでツッコむ。
甘い。

テレビのジュニアさんは話しているとき
若干どや顔だ。
少なくともこのライブと比べて。
テレビでジュニアさんが期待しているリアクションは
「おー」とか「へー」とか「すごーい」とかである。
でもライブのときは
どうでもよさそう。

生ものだからリラックスしているんでしょうけど。
ほんとに面白いです。

お客さんに伝わらなくても
ふたりでイヒイヒ楽しそうなのもいい。

どこかのテレビでジュニアさんが言っていたのは
このライブ前にはせいじに会わないようにしている。
理由は
会ってしまうと
「このまえさ~」
と話してしまうから。
でせいじも
「おうおう」とノリノリで聞いてくると。
ネタがなくなるので会わない。

どんだけ仲良し。
ほほえましいです。

ジュニアさんに必要なのは
いまこそせいじさんだ。
千原兄弟で冠番組を。