笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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SEX AND THE CITY:文春の批判記事を批判

2008年09月04日 | 面白い女性
私のリフレッシュの方法のひとつに、
週刊文春を読むこと。
があります。

今週号に以下の記事を発見いたしました。

『「セックス・アンド・ザ・シティ」にハマる女は「田舎者」だ!』

きた~。
これは私に対する挑戦状だ!

プチ勘違いながら、ワクワクドキドキ読みました。

感想は・・・。
ファンにしてみれば、
打ち込んできた球が的外れもしくは、
緩いものばかりで。
残念のような、ホッとしたような。
記事タイトルでは、
あのドラマ全体について書いているようですが、
実は映画を見ての言及になっております。

私解釈による、この記事の要点は、
1.ファッションが変←「田舎者」というタイトルの所以
2.映画の内容は面白い←えー!
3.キャリアウーマンには共感しづらい

1については、いきなりでスイマセンが、
ファッションに興味のない私には分かりません。
そもそも流行の服装って変なものだとも思いますし。
このお話しはファッションが要ではないと思いますし。
この記事を書いた方は、もともと美容ライターとのこと。
私よりはファッションに明るいと思われます。
ただフォローのつもりで書いたと思われる、
大晦日にキャリーが着ていた服装については、
筆者は「絵になる」と言及していましたが、
私は変だと思いました。
友達のところに駆けつけるのに、毛皮とキラキラの帽子・・・。

2は・・・。
面白いって言っちゃったよ。
この方、ドラマのほうは全然見たことなくて、
いきなり映画を見たとのこと。
それでも、ついていける内容だと・・・。
じゃあ、この記事を書いた意味って・・・。

3!
ここは反論しとこ。
キャリアウーマンが共感できない理由として、
主人公が失恋のために半年仕事を休んだこと。
その友達も仕事休んでバケーションに行っちゃうこと。
が、あげられておりました。

ドラマを見た人は、キャリアがあろうがなかろうが
知っているはずです。
キャリーはそういう子なのだと。
恋愛至上主義なのです。(私は違うけど)

シーズンはじめのほうに、
「仮病をつかって彼とプールで泳いでいた」
とブランチでキャリーが語っています。
それを聞いたミランダいわく、
「こういう女がキャリアにおける女性の価値を下げるのよ!」
とズケズケ批判しています。

この場面。
ふたりの関係が見えて、とっても好きです。
仕事における価値観がまったく違う。
だけど友達でいる。
批判したほうも、されたほうも、全然気にしてない。
職場の同僚だったら、話は別ですが、
それ以外の友達って
仕事ができようができまいが、はっきり言って関係ない。
意見が違ってもそれを尊重できるのが、大人の友達のいいところです。
ついでにいうと、
仕事休んでついていった友達は3人のなかでミランダだけです。
(サマンサは自営業・シャーロットは主婦)
ミランダは簡単に休まなかったし、
ちゃんと宿泊先でも仕事をしてました。
ま、背景しらないと分からないかもです。

でもこの映画、
キャリアウーマンでもドラマにハマッた人が見に行くと思う。
はじめから拒否反応を示している筆者のような方のためには、
作られていないと思うのです。
ドラマを見ろとは言いませんが、
見た人から言わせると簡単に反論できることを書いちゃって
どうなのよ。

「ファッションが好きで、下ネタ連発。
 といえば、おかまだ!」
という最初のジャブは利いていたのに
(おかまの人に失礼では?)
残念です。
最後の締めである、
「食べ物が全部高そうで不味そう」
というのも含めて、
文化差じゃん?
で片付けられるし・・・。

結局のところ、
パンチがあるのはタイトルだけで、
中身は何を標的に書いているのか。
イマイチ分かりにくい。
表面だけ批判しても
内容褒めちゃうんじゃ説得力がない。
せめてドラマのほうも見てから書けばよかったのに。


気がつきました。

変な格好して、
エッチな話しして、
仕事そっちのけで友情だぁ?
女ってのは、全く理解できん。

という
つまり、
日本のオッサンの気持ちを代弁しておるのですな。
この記事は。
ボヤキ記事ですよ。
理解できないんだったら、
最初から放っといてくださればいいのに。

この今井舞さんというライターの方。
ポスト・ナンシー関。
と密かに言われているそうです。
ほぉー。

でもナンシー関さんに関しては、
ポストなんていらないんですけど。
誰にも真似ができないからこそ、素晴らしいわけで。