パートのおじさん日記

都市近郊の山里散歩、網膜剥離、タクシー許認可、脱被曝、アレルギー、男の手料理、ツーリング、ドライブ、車内泊、パートなど

今日の紙面から

2015-10-27 10:20:05 | 日記
今日の中国新聞のトップ記事は、中国地方らしく「伊方原発」の知事再稼働容認だった


福島第一原発の事故による放射能汚染から避難した我が家にとっては、許しがたい暴挙ともいえる発言


その発言の根底には「事故は起こらないだろう」というか「事故は起きない」という自己肯定のための論理展開により導いたのだろうということは容易に想像できる


福島第一原発の事故により郷里を追われた人たちの現実を顧みるという心はどこに置いてきてしまったのだろう


おそらくは一人の人間として考えた場合には「NO」という答えを導き出せる人でも、組織の中に組み込まれてしまうと色々なしがらみが先に立ち本質に蓋をしてしまうのだと思う


我が家では、川内よりも事故時の被害は甚大になることが想定できるので、きちんと避難計画(移住計画)を練らねばなるまい


しかし、川内や伊方が事故で汚染が発生した場合、発電所より西が多く汚染されるだろうから、どう考えても北海道か沖縄あたりが国内では候補になるのか?


けれど、北海道は泊原発があるし沖縄はPM2.5が激しい地域なので、ほんとうにどうしたものかと考えてしまう


いっそのこと海外にでも行ければよいが、それほどまでの貯蓄も収入も現在は持ち合わせていない


実際に国内で避難するにしても、SPEEDIによる汚染予測が出ない中での避難ルート選択も難しい


事実、飯館村などからの避難者はかなりの高線量の汚染を受けたはずであるが、これも恣意的になのか初期被ばくの把握はなされていない


自力で避難ルートを検討し避難先までの移動手段、方法を考えるには十分な事前調査とシミュレーションが必要となってくるだろう


我が家は早めに図上演習を繰り返し、家族全員で危機意識を共有しておこう(現在も地震と土砂災害については共有できている)





原発再稼働の記事以上に、私には気になる記事があった

菅官房長官の辺野古周辺地域との直接交渉とは、他の方はこの記事についてどう受け止めるのだろうか?


本来ならば国からの助成金は地方自治体が受け取り、その範囲内で必要な配分をするのが筋だと思うのですが、直接国がピンポイントの地域の方たちに助成金を渡す算段をする


あまりに異常な行動に思うのですが、いったいどういった考えに基づいてこのようなことをするのか?


いまの政府はやりたい放題、誰も何も声を出して反論したりすることはない


本当にこんなことで良いのか?


今の世の中は恐ろしいことばかりで、どう見ても破滅に向かっているとしか思えない



日本人の善悪の判断は一体どこへ行った?


きちんと儒教の考えを基にして構築しなおすべき時期ではなろうか?


どうかこれ以上、日本がおかしくならないことを切に願うばかりだ




今日は朝から気持ちがずーんと沈んでしまった...


早く元気だけでも取り戻したい





ではまた(/_;)/~~~

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