愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

百猫百様

2019年06月23日 | 美容

Aさんは10歳のシャム猫を

 

「この子、顔がちょっと黒くて、こそドロみたいでしょ」と言って「こそドロ」だの「お調子もん」だのと呼んでいる。

 

 

 

 

それに猫はじっと耐えているのである。

 

 

 

 

Kさんの猫が亡くなったことを知らせた直後、

 

 

Aさんは猫をつかまえて「ねぇ、あんた、いつまで生きてるの!教えてってば~」と迫った。

 

 

 

 

すると大人しい猫が「おわあ!」と大きな声で鳴いた。

 

 

 

何だか、むっとしたような声の感じだった。

 

 

 

 

「ま、生きてるものだから死ぬのはしょうがないよねぇ。あなたはどうするのよ、この子が死んだら」AさんはMさんに尋ねた。

 

 

 

 

「近所の猫に殉死してもらう」

 

 

 

彼女は真顔で言った。

 

 

 

 

もしも私が猫を飼っていて亡骸を目の前で見たら、どうしようもないことは重々わかっていながら

 

 

 

「どうして、うちの猫だけ、こんなことに・・」と思うに違いない。

 

 

 

 

でも必ず、その日は訪れてしまう。

 

 

 

 

自分の死ぬ姿を見せなかったうちの猫は、

 

 

食い意地が張っていてお喋りだったが、

 

 

 

一番の飼い主孝行をしたのかもしれない、と思ったりしたのである。

 

 

シミ、シワ、タルミ専門店

SOU創顔

http://sougan.main.jp/



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。