愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

タイのシュノーケリング4

2019年06月29日 | 美容

ボートで散々な思いをして到着した無人島には5~6人で来ている中年のうるさい外国人以外は誰もいなかった。

 

 

 

 

彼らはただ浜で遊んでいるだけである。

 

 

 

 

島に着いた時、運転手のお兄さんが、私達にライフジャケットをくれた。

 

 

 

 

 

「あったんなら乗る前に頂戴よ~」言葉がわからないお兄さんは、私がそう言っても、にこにこ笑っていた。

 

 

 

 

さすが、その島はおじさんが推したこともあって魚がたくさんいた。

 

 

 

おまけにナマコもいた。

 

 

 

 

グレーに黒い点々がついているのだが、シュノーケルをやっていて、

 

 

 

ナマコに出くわすと黒い点が目のように見えて、ぎょっとしてしまう。

 

 

 

ライフジャケットがあると少し遠くまで行けるので、ここでは随分、魚を見た。

 

 

 

2時間ほど遊んだあと、大きな島に行くことになった。

 

 

 

 

一同、またあのボートに乗るのかと不安になり、島までどのくらいかと尋ねた。

 

 

 

 

お兄さんの「10分くらい」という答えにほっとしたものの、

 

 

 

又、海面に叩きつけられるのに耐え、大きな島に着いたのである。

 

 

 

 

ここはとっても開けている島で売店も食堂もあった。

 

 

 

 

日本人の若い女の子たちも結構、来ている。

 

 

 

 

SMAP風のお洒落なタイの男の子たちが、ビーチサッカーをしていて、

 

 

 

その横では全く濡れている気配のない、黒い水着を着た日本人の女の子の二人連れが、

 

 

 

 

長い髪の毛をぱさっと垂らして、パラソルの下でくねくねしていた。

 

 

 

 

 

「うーーむ、何かエッチな匂い」そう思いながら、横目で見ていると、男の子が寄っていってナンパをしていた。

 

 

 

 

 

「やっぱしね」

 

 

 

 

すると、おじさんがにこにこしながらやってきた。

 

 

 

 

 

ナンパかと身構えたら「パラセイリング、オモシロイ。ドオ」と声をかけてきた。

 

 

 

 

 

「怖いからいい」「コワクナイ、オモシロイ」彼は、やろう、やろうと誘う。

 

 

 

 

「ウィーアーオールドだから、だめなのよ」

 

 

 

 

と言ったら、おじさんは「ワッハッハ」と笑いながら行ってしまった。

つづく

 

 

 

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