3日目。
いよいよイエローストーンへ。ホテルの無料朝食をありがた～くいただいて、お昼ご飯用にもさらにいただいて出発。
最終日に1日かけてガイザーを回りたかったので、今日は残り全部を回らなくてはっ。
ウェストイエローストーンから出発して、右回りに公園を回って行くことにしました。
まずはノリス周辺のガイザーベイスンへ。
イエローストーンは、スプリングや間欠泉で有名なのだけど、本当に不思議なところ。
あちこちに、美しいスプリングや水の吹き出る間欠泉がぼこぼことあるのです。
この日回ったのは、主にスプリング。
空の色がそのまま映り、「エメラルド」「サファイア」などと形容される澄んだブルーの水面。
その周りには、バクテリアが作り出すオレンジや黄色の輪ができています。
高音の温泉のため、水面からはゆらゆらと煙があがっていて、とても幻想的。
こんなスプリングの並んだトレイルを1時間ほどかけて歩きました。
実はここで緊急事態発生。
ものすごく風が強かったんだけど、2号が帽子を吹き飛ばしちゃったのよ。
帽子はトレイルを外れて見事にスプリングの中へ。
「レンジャーに取ってもらおう」というパパに、「大丈夫よ～すぐそこだし。」
と私がトレイルから降りて帽子を拾っちゃったんだけど、実はこれとっても危ないみたい。
温泉の中には高酸性のものもあるし、ものすごく高温になってることもあるから。
もしもトレイルの外に物を落としちゃったりしたら、レンジャーに頼むか諦めるかしたほうがいいと思います。
不思議な国に迷い込んだようなガイザーベイスンを出て、次はマンモスホットスプリングスへ。
ここは温泉が作り出す白いテラスマウンテンが有名なところです。
この日は連休中日の日曜日でとにかくものすごく混んでました。
ビジターセンターなんて駐車場を探すだけでへとへと。
ぐるぐる回ってからなんとかスペースを見つけて、ビジターセンターへ。
このビジターセンターには、イエローストーンを世界に知らしめた画家トーマス・モランの作品などが並んでいました。
ここでの目的は「ジュニアレンジャー」用の新聞をもらうこと。
イエローストーンを含め、アメリカの国立公園の多くで行われているプログラムなんだけど、
子供向けに「ジュニアレンジャー」になるためのパンフレットが配られているのです。
イエローストーンでは、最初にビジターセンターで一人3ドルの新聞を買うことが必要です。
中には子供の年齢にあわせたアクティビティーがたくさん載っていて、規定のアクティビティを終了すると「ジュニアレンジャー」として認定してもらえます。
例えば8歳の1号の場合は、動物の名前を使ったパズルや、「なぜ国立公園を守らなくてはいけないの？」といった質問など。
5歳の2号には、「今いる場所の周りにあるものの絵を書きましょう」とか。
無事新聞をゲットして駐車場でお昼ご飯。恒例おにぎり＆朝食からいただいてきたカップケーキなど。
午後一番はテラスマウンテンへ。
これも温泉が作り出した不思議な産物なのだけど、自然に出来た白い階段の上を沸き続ける温泉が流れていて本当にきれいでした。
テラスマウンテンを後にして、さらに公園を東へ。この辺りは野生動物がたくさん見れる場所で、エルクやムール鹿、バッファローの群れをあちこちに見ることができます。
途中渋滞かな？なんて思ったら、前の車の前を灰色狼が悠然と通り過ぎて行きました。
ここは野生動物たちが主役の場所。人は邪魔にならないように、ましてや彼らを傷つけないように、細心の注意をしなくては。
この後、実はイエローストーンで露天風呂に入るのが楽しみだったのだけど、だんだん雲行きが怪しくなってきました。
露天風呂といっても、ここにあるのは川の中に熱い温泉が流れ込んでいて、その川に直接水着で入るというもの。
雨が降って水かさが増したりしたときは禁止になっちゃうのです。
なんだか雨もはげしくなってきて、雷なんかもなりだしちゃたけどとりあえず入り口まで到達。残念ながら「浸かれる温泉川」は閉鎖されてました。
仕方なくそこを通過して今度は公園を南下。ナイアガラの2倍の高低差があるという滝を見に行きました。
ほんとは直接南下して行きたかったんだけど、道が閉鎖されてたので大回りをして行かなくちゃならない羽目に。
そろそろ時間も遅くなってきたし、最後まで見れるか？
ともあれぐるっと大回りして滝の場所へ。
イエローストーンにはいくつか滝があるんだけど、一番有名なのがアッパー滝とロウアー滝。
アッパー滝から流れ落ちた水が、少し先のロウアー滝で、「ナイアガラの2倍」の高さを落ちてゆくのです。
どちらも滝の近くまで行くことができるのですが、ロウアー滝のほうはかなりきついトレイルを行かなくてはならない、とのことで断念。
近くの道路にあるビューポイントから眺めてきました。
アッパー滝のほうは、駐車場から5分ほどで滝を真下に眺めることのできるポイントまで行くことができます。
「滝なんて日本に比べたらね～」なんて思ってたけど、ここまで近くで見ることってなかなかできないので予想外に（！）おもしろかったかも。
子供も轟音をたてて落ちてゆく滝を足元に見て、「すご～い」と喜んでました。
さ～て残すところはあと1箇所。
この日のラストは、滝からもう少し南にある「マッドポット」と呼ばれるところ。
ここも水が湧き出てるんだけど、名前の通り泥のような中にぽこぽこと奇妙な音をたてながら大きな泡が無数に出来続けているのです。
なんだかとってもグロテスク。
「気持ち悪いからここはもういいよ～」という私に、やっぱりトレイルを歩きたいと言い張る子供達。
しかたな～くマッドポットの並ぶトレイルを歩き始めました。
と、な～んとトレイルの向こうからおいでになったのは2匹のバッファロー様。人間たちには目もくれず、私たちのほんの目の前をゆっくり通り過ぎて行きました。
バッファローは普段はとってもおとなしいんだけど、やっぱり興奮したりすると人を襲うこともあるので、あまりの接近に全員顔面強張り状態。
でも過ぎ去ってみると、子供達は大興奮で「今のが一番おもしろかった！」のだそうな。
やっぱり国立公園はトレイルを歩くといろんな出会いがあります。
これで長い長い1日が終了。夕飯はまたまた近くのマックで済ませて、翌日に備えて就寝～。
明日はイエローストーンのメイン、ガイザー巡りだぞう。
いよいよイエローストーンへ。ホテルの無料朝食をありがた～くいただいて、お昼ご飯用にもさらにいただいて出発。
最終日に1日かけてガイザーを回りたかったので、今日は残り全部を回らなくてはっ。
ウェストイエローストーンから出発して、右回りに公園を回って行くことにしました。
まずはノリス周辺のガイザーベイスンへ。
イエローストーンは、スプリングや間欠泉で有名なのだけど、本当に不思議なところ。
あちこちに、美しいスプリングや水の吹き出る間欠泉がぼこぼことあるのです。
この日回ったのは、主にスプリング。
空の色がそのまま映り、「エメラルド」「サファイア」などと形容される澄んだブルーの水面。
その周りには、バクテリアが作り出すオレンジや黄色の輪ができています。
高音の温泉のため、水面からはゆらゆらと煙があがっていて、とても幻想的。
こんなスプリングの並んだトレイルを1時間ほどかけて歩きました。
実はここで緊急事態発生。
ものすごく風が強かったんだけど、2号が帽子を吹き飛ばしちゃったのよ。
帽子はトレイルを外れて見事にスプリングの中へ。
「レンジャーに取ってもらおう」というパパに、「大丈夫よ～すぐそこだし。」
と私がトレイルから降りて帽子を拾っちゃったんだけど、実はこれとっても危ないみたい。
温泉の中には高酸性のものもあるし、ものすごく高温になってることもあるから。
もしもトレイルの外に物を落としちゃったりしたら、レンジャーに頼むか諦めるかしたほうがいいと思います。
不思議な国に迷い込んだようなガイザーベイスンを出て、次はマンモスホットスプリングスへ。
ここは温泉が作り出す白いテラスマウンテンが有名なところです。
この日は連休中日の日曜日でとにかくものすごく混んでました。
ビジターセンターなんて駐車場を探すだけでへとへと。
ぐるぐる回ってからなんとかスペースを見つけて、ビジターセンターへ。
このビジターセンターには、イエローストーンを世界に知らしめた画家トーマス・モランの作品などが並んでいました。
ここでの目的は「ジュニアレンジャー」用の新聞をもらうこと。
イエローストーンを含め、アメリカの国立公園の多くで行われているプログラムなんだけど、
子供向けに「ジュニアレンジャー」になるためのパンフレットが配られているのです。
イエローストーンでは、最初にビジターセンターで一人3ドルの新聞を買うことが必要です。
中には子供の年齢にあわせたアクティビティーがたくさん載っていて、規定のアクティビティを終了すると「ジュニアレンジャー」として認定してもらえます。
例えば8歳の1号の場合は、動物の名前を使ったパズルや、「なぜ国立公園を守らなくてはいけないの？」といった質問など。
5歳の2号には、「今いる場所の周りにあるものの絵を書きましょう」とか。
無事新聞をゲットして駐車場でお昼ご飯。恒例おにぎり＆朝食からいただいてきたカップケーキなど。
午後一番はテラスマウンテンへ。
これも温泉が作り出した不思議な産物なのだけど、自然に出来た白い階段の上を沸き続ける温泉が流れていて本当にきれいでした。
テラスマウンテンを後にして、さらに公園を東へ。この辺りは野生動物がたくさん見れる場所で、エルクやムール鹿、バッファローの群れをあちこちに見ることができます。
途中渋滞かな？なんて思ったら、前の車の前を灰色狼が悠然と通り過ぎて行きました。
ここは野生動物たちが主役の場所。人は邪魔にならないように、ましてや彼らを傷つけないように、細心の注意をしなくては。
この後、実はイエローストーンで露天風呂に入るのが楽しみだったのだけど、だんだん雲行きが怪しくなってきました。
露天風呂といっても、ここにあるのは川の中に熱い温泉が流れ込んでいて、その川に直接水着で入るというもの。
雨が降って水かさが増したりしたときは禁止になっちゃうのです。
なんだか雨もはげしくなってきて、雷なんかもなりだしちゃたけどとりあえず入り口まで到達。残念ながら「浸かれる温泉川」は閉鎖されてました。
仕方なくそこを通過して今度は公園を南下。ナイアガラの2倍の高低差があるという滝を見に行きました。
ほんとは直接南下して行きたかったんだけど、道が閉鎖されてたので大回りをして行かなくちゃならない羽目に。
そろそろ時間も遅くなってきたし、最後まで見れるか？
ともあれぐるっと大回りして滝の場所へ。
イエローストーンにはいくつか滝があるんだけど、一番有名なのがアッパー滝とロウアー滝。
アッパー滝から流れ落ちた水が、少し先のロウアー滝で、「ナイアガラの2倍」の高さを落ちてゆくのです。
どちらも滝の近くまで行くことができるのですが、ロウアー滝のほうはかなりきついトレイルを行かなくてはならない、とのことで断念。
近くの道路にあるビューポイントから眺めてきました。
アッパー滝のほうは、駐車場から5分ほどで滝を真下に眺めることのできるポイントまで行くことができます。
「滝なんて日本に比べたらね～」なんて思ってたけど、ここまで近くで見ることってなかなかできないので予想外に（！）おもしろかったかも。
子供も轟音をたてて落ちてゆく滝を足元に見て、「すご～い」と喜んでました。
さ～て残すところはあと1箇所。
この日のラストは、滝からもう少し南にある「マッドポット」と呼ばれるところ。
ここも水が湧き出てるんだけど、名前の通り泥のような中にぽこぽこと奇妙な音をたてながら大きな泡が無数に出来続けているのです。
なんだかとってもグロテスク。
「気持ち悪いからここはもういいよ～」という私に、やっぱりトレイルを歩きたいと言い張る子供達。
しかたな～くマッドポットの並ぶトレイルを歩き始めました。
と、な～んとトレイルの向こうからおいでになったのは2匹のバッファロー様。人間たちには目もくれず、私たちのほんの目の前をゆっくり通り過ぎて行きました。
バッファローは普段はとってもおとなしいんだけど、やっぱり興奮したりすると人を襲うこともあるので、あまりの接近に全員顔面強張り状態。
でも過ぎ去ってみると、子供達は大興奮で「今のが一番おもしろかった！」のだそうな。
やっぱり国立公園はトレイルを歩くといろんな出会いがあります。
これで長い長い1日が終了。夕飯はまたまた近くのマックで済ませて、翌日に備えて就寝～。
明日はイエローストーンのメイン、ガイザー巡りだぞう。
