東日本大震災から12年の月日が経ちました。
亡くなられた皆さんのご冥福をお祈りいたします。そして、震災にに会われた皆さんが少しでも癒され、穏やかに過ごされますように心からお祈りいたします。
私は、12年前のあの日、私にとって最後の5回目の精神科に入院中でした。
ちょうど自宅に戻って、震災に会いました。本当に怖くて、玄関の前でしゃがみ込み震えていました。その時、とっさに逃げようと思うって、手に持ったのは当時可愛がっていたうさぎのナナだけでした。
私にとってその時一番大事なものは、お金でも、通帳でも、ものではなく、うさぎのナナでした。(今は12歳で亡くなっていますが)
命というものを、誰もが感じた一瞬だったのではないでしょうか?
私は、当時3か月入院したけれど、入院すればうつ病は治ると思っていましたが、実際は治るどころか良くなりませんでした。そして、震災後「もう退院しよう。入院でうつ病はな治らない。もう最後の入院にしよう。」と心に決めました。
今、あれから12年精神科には入院せずに、通院で自宅でやり過ごしています。途中でそう状態が出て、双極性障害に診断が変わったり、ここ数年夢遊病も発症して、大変な時期もありました。でもヘルパーさんにも、カウンセラーさんにもお世話になりながらしのいでします。
私にとっては、「当たり前は当たり前じゃない。やっぱり感謝なのだ。」と
思ったりしています。