29日の日曜日は「劇団もしょこむ」の旗揚げ公演でした
14:00と17:00の2回公演でした
当初は小さい劇団でと立ち上げたのに
ところがマスコミ関係各社からの取材が殺到し・・・
あれよあれよという間に
もしょこむと言う名は大きく一人歩きしだしてました
会場も1回公演で50名ほど入れる空きスペースとなった仮設店舗あとを無料で借りました
2回公演で目標としてた100名ははるかに超え会場は満員状態
写真は17:00の開演時の写真です
14時は80名は座れるようにと確保したのでどうにか間に合うという感じでした
当日券に関しては足りなくなるほどでした^^;
そして何より驚いたのは岩手県知事ご夫妻が来てくださったのには度肝抜かれました@@
緊張はピーク!!
写真撮すだけの気持ちの余裕すらありませんでした
今回のお芝居は仮設住宅で暮らす2人の姉妹の4年間のストーリーでした
初めて台本見たときには正直驚きました
あまりにもリアルで表には出せないセリフが出てきます!!
私が一番感動する場面です
一夜にして生活が一変し両親を亡くし・・・
狭い仮設生活でのストレス
妹が荒れ狂うようにのれんの「がんばろう」をむしり取り
「被災地支援に来てる人は皆偽善者だ」と泣き叫ぶ場面は練習の度に私が涙してる場面です
綺麗ごとではなく本音で語るセリフには考えさせられます
震災当初のボランティアは言葉に言い尽くせない程の感謝の気持ちでいっぱいでした
時が経つにつれ心寄せてくれるボランテァさんもたくさんいます
でも中には・・・・なのです
私自身が身をもって苦しんだだけにこの場面には思いがあります
劇団もしょこむは大成功のうちに幕を閉じましたが
各方面から沿岸だけでなく内陸の人に全国の人に見てほしいとの声も上がってます
もしょこむは昨日で終わりではなくここからが出発なのだと思いました
今回のメンバーはホント素晴らしい方達でした
今日は腑抜け状態です(笑)