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御苑内にある 拾翠亭(旧九条家) 茶室

2007-11-17 21:48:47 | 神社、仏閣、名所、
拾翠亭(しゅうすいてい)(旧九条家遺構)茶室
京都御苑、堺町御門から入ると直ぐ左手に旧九条邸跡に、九条邸の遺構で、今から約二百年程前の江戸時後期に建てられたと伝えられています。
当時の五摂家の一つ九条家の別邸として、主に茶会や歌会等の社交の場として利用されたそうです。
九条家は、藤原鎌足を遠祖とする藤原北家の流れを汲み、摂政関白の要職に就いた人が多かったと言われます。
数奇屋風の書院造りで、二層から成り外側には、縁高欄と言われる手すりが施されています。
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江戸後期に建てられたものと言われる、貴族建築の特徴の寝殿造りの面影を残した数奇屋造りの建物です。前面に広がる池(九条池)と共に当時の貴族の生活の面影を今に伝えています。

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以前の九条家の邸宅は明治の初めに、取り壊され現在40坪余りの「拾酔亭」のみが残されています。
現存する貴族の茶室としては、数少ない中の一つで貴重な文化遺産だそうです。
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お茶室の裏に回ると南天の実や葉が真っ赤に紅葉していました。其の直ぐ側には、素敵な蹲が其の脇に黄色いツワブキのお花が一輪・・ 小さな可愛いホトトギスも咲き誇っていました。