心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

室戸岬 海岸

2019年01月11日 | 名所巡り(四国)

室戸岬の展望台から

灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)まで降りて、

海岸を散策します。

 

中岡慎太郎像

中岡慎太郎は、坂本龍馬と共に活躍した

明治維新の勤王の志士で

京都河原町の近江屋で刺客に襲われ

龍馬と共に落命したことでも有名。


京都の円山公園にも

坂本龍馬と共に中岡慎太郎の像がありましたが、

ここ室戸岬の中岡慎太郎の像は、

桂浜の坂本龍馬の像と向かい合っているとの話があります。

 

山の上にある白い小さな建物は、

私達が初日の出を見た室戸岬灯台で

水平線や海全体を見るのに絶好のポジション。

 

山の中腹に見える白い所は、

中岡慎太郎像の所から行ける

先ほどの展望台とは違う展望台で

海岸と海岸の無数の岩の風景美を見るには

絶好のポジションです。

 

室戸岬の海岸では、海岸段丘や

無数の岩礁、奇岩が乱立していて

私の中の海岸のイメージそのものです。

 

今日は、凄く穏やかな海です。


海岸から観る2019年、元旦の朝日。

まだ午前9時あたりかな。

なので水平線の近くにあります。


灯台から観た太陽は遠くに感じましたが、

海岸まで降りてみる太陽は、

こんなに近くに感じるのは何故なのか?

 

室戸岬の灌頂ヶ浜には、大き目の黑い石と

白い石がゴロゴロと転がっていて、

波にゴロゴロと転がされると

数千年後には綺麗な砂浜になるのだろうか。

灌頂ヶ浜の散策を終えて

室戸岬に来たら私的に絶対に見過ごせない場所、

弘法大師が修行をしたと言われている

「御厨人窟(みくろど)」に向かいます。

 

御厨人窟

灌頂ヶ浜の近くにある御厨人窟は、

平安時代の初期に青年であった弘法大師が

居住していたと伝えられている洞窟で、

洞窟の中から観る空と海のみの風景から

「空海」の法名を得たとされています。

 

御厨人窟・神明窟

左の「御厨人窟(みくろど)」で居住し、

右の「神明窟(しんめいくつ)」で難行を積んだと伝えれれていて、

神明窟での難行の最中に明星が口に飛び込み、

悟りが開けたと伝えられています。

 

御厨人窟

現在、神明窟は2012年秋より、

御厨人窟は2015年より落石のため立ち入り禁止となっていて

洞窟内に入ることが出来なくなっています。


私達が居た時も駐車していた友人の車の近くに

規模は小さいですが落石があり

直撃はしなかったのですが緊張が走りました。


御厨人窟(みくろど)と神明窟(しんめいくつ)を合わせて

御蔵洞(みくらど)と呼ぶのだそうですが、

わーーーーややこしい!

 

室戸岬 ビシャゴ岩

御厨人窟前の道路を渡った海岸には、

約1400万年前、マグマが地層に貫入して固まったとされる

ビシャゴ岩を観ることが出来ます。

 

室戸岬 エボシ岩

同じく御厨人窟前の海岸にある

岩の形が帽子の烏帽子に見えるエボシ岩。

 

室戸岬のエボシ岩のことではありませんが、

サザンのチャコの海岸物語の歌詞の中にも

エボシ岩は、登場しますね。

友人と行った江ノ島を思い出します。

 

御厨人窟から近くにある室戸岬の夫婦岩。

 

室戸岬 夫婦岩

2つの岩が夫婦が寄り添うように見えることから名付けられる岩で、

夫婦岩と名付けられた岩は、日本の各地にあり

三重県伊勢市の立石崎の沖にあるものと

ここ室戸岬のものが有名のようです。


この夫婦岩の隣にも二つ並ぶ大きな岩があったのですが、

そちらは夫婦岩と名付けられておらず、

しめ縄も無し。


何故ゆえに、手前の大きな二つ岩が夫婦岩と名付けられずに

奥の二つの岩が夫婦岩と名付けられているのには

何らかの理由があると思うのですが、

私には良く分かっていません。

 

室戸岬には見所がまだまだあるのですが、

美しい初日の出を見て、御厨人窟を観れたので

これで室戸岬を後にします。

 

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