心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

ヨドコウ迎賓館

2020年07月15日 | 名所巡り(兵庫)

 

 

 

緊急事態宣言が解除されたとは言え

心配性の私としては、

まだまだ新型コロナが気になります。

 

今回の名所巡りも天気予報の情報を頼りに

雨天を合間を縫って

兵庫県内の名所を訪れることにしました。

 

 

 

 

 

 

今回の名所巡りは、神戸市内から少しだけ抜け出して

兵庫県西宮市を訪れました。

 

最初の目的地は、阪急神戸本線「芦屋川駅」から

徒歩で10分程度ですが、

芦屋川に架かる開森橋を渡ると

勾配が強いヘビーな坂が続きます。

そのヘビーな坂の名称が「ライト坂」なんですよね。

 

 

 

ライト坂

 

身体を前に傾けて歩く感じのライト坂を

汗をかき、息を切らしながら登った所に在るのが、

 

 

 

ヨドコウ迎賓館

 

ヨドコウ迎賓館は、旧帝国ホテルの設計者でもある

フランク・ロイド・ライト氏が設計した建物で

1974年(昭和49年)に

国の重要文化財に指定されているとのことです。

 

 

 

導入路

 

ヨドコウ迎賓館は、

灘の酒造家「八代目山邑太左衛門」の別邸として

建築され、現在は(株)淀川製鋼所の所有となっています。

 

 

 

車寄せ(玄関)

 

柔らかく加工がしやすい「大谷石」を使用して

内外装の柱や壁に細かな装飾模様が刻み込まれています。

 

 

 

1階 エントランス

 

玄関先にある石の水盤の中央の窪みから

水が湧きだすように流れ出る造りとなっているようです。

 

 

 

1階 南側バルコニー

 

1階のエントランスの南側は、

額縁庭園のように柱や壁の間から

西宮の街の風景を眺めることが出来ます。

 

そして、

今のご時世ならではの建物内の入館受付で

赤外線体温計の初体験。

 

しかし、この時の私はです。

急こう配のライト坂を上り

体温上昇が体感的にも分かる状態。

 

これで体温検査でアウト判定が出たら

「そんな殺生な!」と

嘆くところでしたが無事にクリア出来ました。

 

 

 

2階 応接室

 

 

 

 

大きな窓のと窓の真下に作り付けられた長椅子。

and 個性的なテーブル。

 

 

 

 

ライト氏は、大谷石を柱や壁だけでなく

室内の暖炉にも使用しています。

大谷石の加工のしやすさだけではなく

風合いも気に入っていたのかも。

 

 

 

 

この椅子には、実際に座ることも可能です。

背中に当たる部分の角が気になるかと思ったのですが、

短時間座った感じでは快適でした。

 

 

 

大谷石 暖炉

 

玄関のエントランスの大谷石の水盤から始まり

室内の暖炉と設計者の建物のコンセプトが感じられます。

 

 

 

3階 和室前

 

 

 

 

周辺に群生する自然植物の葉がモチーフの窓の飾り銅板。

この飾り銅板は、ここ和室前以外のドアや窓等にも

数多く使用されています。

 

 

 

3階 和室入り口

 

 

 

3階 和室

 

 

 

 

三室続きの和室の欄間の部分に施された葉の飾り銅板。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1枚板の収納家具

 

建物内の至る所にある作り付けの家具があり、

その家具には木目が目立たない

外国産のマホガニーの木材が使われています。

 

 

 

3階 家族寝室

 

家族寝室には、竣工90周年を記念して復元された

竣工当時の机と椅子が展示されていました。

 

机の天板よりも大分内側に付けられた脚が特徴で、

このようなデザインは、

神戸異人館でだったか他でも見た記憶があります。

 

この机と椅子の印象が強く

家族寝室と言うよりも書斎のような感じでしたね。

 

 

 

 

 

 

4階 食堂

 

天井に施されたユニークなデザインと三角小窓。

 

 

 

 

この食堂、テーブルを片付けて椅子を暖炉に向けて並べて

大谷石の暖炉の上部の壁にキリスト像を飾っても

何ら違和感が無いような感じがするんですよね。

 

 

 

 

 

 

厨房

 

 

 

4階 バルコニー

 

食堂の南側のドアからバルコニー(屋上)に

出られるようになっていて、

眼下に広がる西宮市の街並みの眺望が楽しめます。

 

 

 

 

4本の柱の奥が食堂で、

中央に高く伸びているのは煙突です。

 

 

 

 

迎賓館は、今回の名所巡りの

メインの目的地ではないのですが、

国の重要文化財指定に魅力を感じて訪れてみました。

 

柱や壁に使用された大谷石に施された装飾模様によって

建物が周辺の自然に違和感なく溶け込んでいる感じがします。

また建物だけでなくシックで落ち着きのある室内にも

大谷石の暖炉を配置することで

周辺の自然と室内との溶け込みを演出しています。

 

目的地へ向かう次いでの訪問でしたが

十分(重文)に楽しむことが出来ました。

 

お昼を過ぎてお腹も減り、

メインの目的地へと向かう道中に

何か適当なお店があれば入店しようと思っています。

 

 

 

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