小さい旅行雑誌の出版社に勤めていた桃田さんは、会社をやめて実家で始めた花屋の店長になる。辞める時の挨拶の品は、アマリリスの鉢植えだった。元同僚の赤井さんは、彼女にふられてから桃田さんに何気なく急接近。桃田さんも赤井さんが気になっているようで…。
何回もクスクス笑って楽しいコメディーです。けど、ずっと同僚だったのに今頃お互いもだもだと両片思いとは、何をやっているのよという感じも。特に赤井くんは、彼女と別れたから桃田さんに行ってるのかな?と思えてちょっといただけないなーと。
しかし2巻くらいではっきりわかったのは、これはすれ違いを楽しむラブコメだったんだね~ということ。めぞん一刻を思い出しました。主要登場人物が一堂に会して、別々の席でお互いの不満を言いまくる焼肉屋のくだりはほんとコントでした。
そのほかレストランでもドタバタ劇があり、面白いけど、4巻辺りでもう二人がくっついてもくっつかなくてもどうでもいいような気がしてきました。
妄想が激しくてこじれるのはよく見るけど、桃田さんの場合けっこうプライドも高くて、可愛いけど実態はガサツというか、「骨太女子」って感じなのが却って新鮮でした。雰囲気でしっとりさせるだけじゃないところが良かったです。
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