花日和 Hana-biyori

10月 子供にウケが良かった絵本

『ねらってるねらわれてる』 近藤薫美子
 虫どうしが狙ったり狙われてたりする絵がページいっぱいに、あるはこまかーく群像劇のように描き出してあるもの。
「ねらってる~ねらわれてる~」というおどろおどろしいひびきもウケる一因かと。

『とけいのほん1』 まついのりこ
 「いまなんじかおしえてくれたらとおしてあげる」という通せんぼの部分は真似してますが、時計がよめるようにはまったくなってません。

『へんなおにぎり』 長 新太
 手の形の雲がただよっていって、山やビルをおにぎりにしちゃいます。最後はとうとうお母さんまでおにぎりにされちゃいます。それだけですが、えらいウケます。

『だれかたすけて』 角野栄子・ 絵 宇野亜喜良
 夜、女の子がテレビを消されてぶうぶう言いながら寝に行くと、電気が黒ヒョウになって襲ってきて、ソファーがカバになってピアノがしまうまになって、回転椅子がゴリラになってスリッパがハリネズミになって・・・女の子が「たすけて!」と言うけれどどの動物もたすけてくれなくて・・・。
 明かりがついて目が覚めたとき、部屋の様子はどう見てもリビングなので、リビングにベットを置いて子供が寝ているというありえない絵ズラで大人はへんな感じがしますが、息子は全然気にしないで、これはカバで、こればゴリラ~となぞりだします。
宇野亜喜良さんの絵がサスペンスタッチで素敵なので、まあいいかと。
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