花日和 Hana-biyori

カラスのパンやさん

朝、とーさんが急に機嫌が悪くなり、朝食も食べないし息子とも遊ばないで2階の部屋でひきこもり。なんか会社で嫌な事でもあって思い出したかなんかみたいでしたが真相は解りません。
こういう時は変に追究しないほうがいいのであたらず触らずにしておき息子とふたり、図書館へ。今日から夏休みなので子供がいっぱいいました。お父さんも。

大型絵本に『カラスのパンやさん』があって嬉しくなって息子に見せたら、やっぱりいろんなパンがずらーっと並んでいるページがスゴク気に入ってくれたみたいです。
そこにいくまで、これはパンやの話だというのはざっくり説明していたので、息子にもいろんなパンであることが分かり、パンダパンだのテレビパンだのピアノパンだの、ひとつひとつパクっと食べるしぐさをして喜んでしていました。
こんど買ってあげようかな~。
夕方、私と会話しないほどじゃないけど一人でお風呂に入ろうとするので
「うーちゃん(仮名)と一緒に入って欲しかったのに」と言ったら「うーはオレの事きらいだもん」なんて大人気ない事を言うではないですか。
「そんなことないでしょ」という声も半ばに一人でお風呂に行ってしまったので
息子は私の周りにまとわりついてママ!ママ!だっこ!だっこ!とうるさく。
私は夕食の支度をしていたのでイライラしてきて「ちょっと待っててよ!」ときつめに言ったら息子がうぇーん!と泣き出しました。

息子の目線に座ってから、「とーさんうーちゃんが冷たくするからすねちゃったんだよ。とーさんが抱っこしよ~って言ったら抱っこしてもらいなよ。ね?」と話したら、急にとーさんを探し出し、とーさんとお風呂入るの?と聞くと「うん」と言いました。

それでとーさんがいる風呂に息子を送り出し、息子はとーさんに何やら一生懸命お話してました。その後、とーさんの気持ちも少しなごんだようです。
息子のほうがよっぽど大人なんじゃねーか?

私は今まで「どんな小さい子でも話せばわかる」という美談のような話をあまり信じていなかったのですが、このときはちょっと信じる気持ちになりました。
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