花日和 Hana-biyori

赤毛のアン(アニメ)

先週月曜19時からTOKYO MXで世界名作劇場のアニメが再放送というので3話からですが録画で見ました。で、4話まで見たらどうも最初から見たくなってしまい、探したらYouTubeで見れました。

これは子どものころタイムリーで見ていたのですが、改めて大人の目線で見るとまた面白い!アンは大人から見ると空想が過ぎて突拍子もないことを言うし、なかなかうるさい子だなとわかりました。

しかしそれが魅力でもあり、マシューがどんどんアンに惹かれていくのがわかるし、マリラの現実主義なところもアンの空想発言と絡むとコントみたいです。

原作は高校生のときに一気読みしたことを思い出しました。やっぱりよくできた面白い話だし、アニメの作りも丁寧で上質、曲も岸田衿子氏が詞を書いておられるんだねーへーなどと楽しいことばかり。1話ごとの終わりかたのトーンが落ち着いていて安心するなーとか、「100分de名著」の解説を思い出したりもしていました。

ただ、もう子どもが一緒に見てくれないのが寂しい限りです。

コメント一覧

スウ
くらさんこんにちは!そうなんですよ。こんなに面白かったんですね。確かに、高畑勲の脚本が上手いですね。アンが戸口を開けて固まってしまうシーンとか、馬車から降りてしまったアンをマリラがじっと待つ場面とか、セリフのない「間」の場面もすごく生きていたと思います。

そして、身の上話はおっしゃるとおり。「双子が3組もなんて大変に決まってるもの」とおばさんの苦労を言い訳のように思いやったり、「よくしてくれようとしていたはず、って考えるだけで救われるわ」みたいなことを言っていましたね。私は目に涙がにじみましたよ。

まったく覚えていなかったので、子どものときはこの場面どうも思わなかったんじゃないかと。今だと、過酷な境遇を耐えようと必死に空想に逃げていたけれど、現実もよく見ていて、大人の顔色を伺いつつサバイブしてきた子だというのがよく分かりますね。これとロマンチストが同居するというのが、父母が残してくれた書物のおかげかと思うとまた涙が…!これからまた少しずつ見れるのが楽しみです。
くら
『赤毛のアン』面白いですよね!実はアニメ版をちゃんと見るのは今回が初めてなんですが、こんなに面白かったのかと。アンの夢見がちなおしゃべりは賑やかなのですが、馬車での道中マリラに身の上話をする件で、実は結構老成した部分もある様子が垣間見えました。やはり高畑勲の脚本が上手いです。
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