花日和 Hana-biyori

きゅうりの王さまやっつけろ

息子に読み聞かせ、やっと読み終わりました。
分数に四苦八苦する小学5年生ぐらいの男の子が主人公だから多少共感できたかな?

登場人物の仕草を真似するという、今まであまり無かったリアクションをしていました。おじいちゃんは口をぶるぶるさせて…とか。

あらすじ>ある日、しゃべるきゅうりが家に現れて、地下室にあるきゅうり王国の王さまだと名乗る。クーデターで追い出されてきたのだが、何故かお父さんはこのきゅうりを大事に受け入れて家族とギクシャクした関係になってしまう。

いけすかない王さまとお父さんが何故そんなに仲良しになったのか理由が分からなかったけど、これが権威側で、家族が反権威的な立場、ということなのかな。

王さまの出現で、家族の、お父さんへの不満が噴出してくるのが面白かった。
子供にとっては親離れの話でもある。主人公のボルフィーが、小さな弟を尊重する態度をとれたことが一つ大人になった証拠として印象的だった。
ここで息子は「こっそりついて行けばいいのに」と言っていた。
信じてついて行かないところがお互いの自立、という事なんだけど、まだそれは彼には分からないかな。
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