花日和 Hana-biyori

時計つくりのジョニー

「時計つくりのジョニー」エドワード・アーディゾーニ作/あべきみこ 訳/こぐま社


何度も困難に逢いながらも大好きな時計作りを諦めなかったジョニーが、ついに報われるお話。図書館で見つけて、アーディゾーニ大好きなので中身も知らず借りてきました。息子が先に読んで、なかなかいい話だと言ってあらすじを説明してくれましたよ。

読み聞かせのガイドブッグに17分とあったのですが、読んでみたら20分超えてしまいました。うーん残念。(学校の読み聞かせは15分までなので)

一生懸命モノづくりをするジョニーを、お父さんもお母さんも、学校の先生まで「くだらないことを!できるわけない!」と否定します。でも、友達のスザンナと、部品を作ってくれた鍛冶屋のジョーが味方になってくれて、やっと大時計ができました。チクタクと刻む時計の音を聞きながら眠るジョニーの嬉しさは、格別なものとして読んでいるほうも幸せになります。周囲は大人も子供もジョニーを見直して、とても後味の良いハッピーエンドでした。

コメント一覧

スウ
くらさんコメントありがとうございます!
そうそう、頑張る子供の姿が押しつけがましくないんですよね。説教臭くなるのは面白くないけど、これは素直にジョニーくんの気持ちに寄り添えます。

アーディゾーニいいですよね!私もファージョンの挿し絵で大好きになりました。上品で柔らかくて、お話のイメージを補いつつ描きすぎないのが絶妙だなと。挿し絵とはこうあれ、の見本だなと。

くら
私もアーディゾーニ好きです。「チムとゆうかんなせんちょうさん」シリーズとか、ファージョン作品の挿絵とか、とてもいいですよね。本作もですけど、頑張る子供の姿が押しつけがましくなくて好ましいです。息子さん趣味がいい(笑)
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