花日和 Hana-biyori

思春期について考える

月曜日に、「思春期の子どもへの接し方」という講座が学校であったので行ってきました。5・6年生に悩みを聞いたアンケート結果や、中学校の相談室の先生の話はとても参考になりました。

思春期は、子供から大人になろうとする危うい時期で、扱いが難しい。でも、その悩みを聞いていると、親離れしたいという思いと、もっと心配してほしい、甘えたい、という気持ちで揺れているように思いました。中学生でも、カウンセラーの先生の膝の上で話をするという子もいるそうで、驚きました。

家庭に関する悩みでは、親がうるさい、進路を勝手に決める、両親がケンカするなど、結局「親がちゃんとしてないと子どもに余計な悩みを増やす」ってことがよく分かりました。

それと、カウンセラーの先生は、「どうすればいいか」ってすごく聞かれる立場だけど、それに対する明確な答えなんてない、と教えてくれたような気がします。相談を受けるプロであっても「こうすればいい」なんてノウハウがあるワケじゃない。性格も家庭環境も100人いれば100通り。万全の対処法なんて決まっているものではないのです。

ただ、「やっちゃいけないこと」は明確な様です。悩みを否定すること、安易に「大丈夫だよ」なんて言わないこと。しつこくアドバイスを求められたら、「私ならこうする」と仮定の話をすること。

これは、子供に対するときだけじゃなく、対人関係すべてにおいていえる事だなと。

うちの子はまだ「お母さん(お父さん)だいすき♪」と言って抱きついてくることもあります。思春期こわいけど、誰もが通る道なので、自分は子どもを助けているつもりで邪魔になっている、という風にならないように生きていきたいものです。
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